勤務する大阪府内の私立中学校の修学旅行先のホテルで教え子の男子生徒に薬物入りの飲み物を飲ませ、わいせつな行為をした疑いで大阪市東成区に住む元中学教師(36)の男が13日、大阪府警に逮捕された趣意の報道が出ました。
報道事案の深刻さに鑑み5報道を後記にリンク等しますが、いずれも警察は認否を明らかにしていないようです。
警察によると、容疑者は2019年10月、修学旅行先の長崎県のホテルで男子生徒に対し、薬物の入った飲み物を飲ませ意識障害を起こさせた上、下半身を触るなど、わいせつな行為をした疑いが持たれているといいます。
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NHK 関西のニュース 01月13日 19時33分 ※容疑者実名は伏せました
教え子にわいせつ疑い元教諭逮捕
大阪の中学校の教諭だった男が修学旅行中に男子生徒に薬を飲ませて意識障害を起こさせたうえ、わいせつな行為をしたとして逮捕されました。
部屋に呼び出したあと男子生徒に薬の入った飲み物を飲ませていたということです。
警察は認否を明らかにしていません。
被害は男子生徒の保護者から警察に相談があって発覚し、その後、容疑者は退職したということです。
(関西テレビ) - Yahoo!ニュース 配信 引用 ※同
男子生徒に”わいせつ行為” 元教師を「逮捕」 修学旅行先で「薬物入りの飲み物」飲ませ…
警察は容疑者の認否を明らかにしていませんが、他の男子生徒にも同じような行為に及んでいた疑いがあるとみて、余罪を調べています。
大阪府警 - 産経ニュース 2021.1.13 18:22 ※同
修学旅行先で教え子にわいせつ 容疑で元教諭逮捕 大阪府警
容疑者は過去にも、別の複数の教え子にわいせつ行為を繰り返していたとみられ、府警は関連を調べる。
社会 : ニュース : 読売新聞オンライン 引用
「何か物をあげる」と教諭の男、修学旅行先で男子生徒に薬飲ませ強制わいせつ
元教諭が「何か物をあげる」と生徒を誘い、自身の部屋に招き入れたという。
(毎日新聞) - goo ニュース 2021/01/13 18:39 引用 ※容疑者実名は伏せました
修学旅行中に生徒にわいせつ行為をした疑い 大阪の36歳元中学教諭逮捕
逮捕容疑は2019年10月中旬、当時勤めていた私立中の修学旅行先だった長崎県内のホテルで、何らかの薬を入れた飲み物を男子生徒に飲ませて意識障害にさせ、下半身を触るなどわいせつな行為をしたとしている。
刑事特別捜査隊によると、容疑者は「物をあげる」と生徒を誘って自室に連れ込んだという。生徒側が翌月に警察に被害を相談していた。学校によると、容疑者は20年12月に自己都合で退職したという。
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薬物をわいせつ行為目的で生徒に飲ませ意識障害にさせたまま事に及んだことが事実ならこれは鬼畜事案と形容すべき極めて悪質な事例です。
今回の逮捕の直接の原因となったと思われる少年は修学旅行の年月から現在の学齢は中学3年と思われますが、被害の翌月(2019年11月)に警察に被害親告していると毎日新聞は報じています。容疑者はすぐ退職せずに申告から1年以上教職にいた形となるようです。その間、彼は教壇に立っていたのでしょうか?それとも休職扱いったのでしょうかだったのでしょうか?
また辞職した名分という「自己都合」を学校当局や府内の私立学校を管轄する大阪府教育庁私学課はどう掌握しているのでしょうか。
いずれにせよ多感と思われる年ごろの少年が敢えて被害親告を旅行翌月に行った重みは大変なものもありましょう。
学校側が教諭の退職をそのままにするのか、それとも後からでも懲戒解雇にするのかは定かではありませんが、少なくとも、「もう辞めた人の事だから・・・」といった不作為や非当事者的対応はとるべきではないと思います。
犯行が事実なら、信頼していたと思われる先生から卑劣な手段でいやらしい事をされた少年の心的外傷も大変気になるところです。
警察が認否を明らかにしていない現状からも裁判も想起されてきますが、もし本当にいやらしい事をこの少年や時系列にかかわらず別の少年らに対して行っていたのであれば、すぐに犯行を認めるべきです。そしてその場合、かりにも内心とは異なる保身のための裁判を起こしてしまえば、少年たちに法廷でこれまで以上の心労を掛けさせてしまう事態になりかねないのではないでしょうか。
ともあれ続報を待ちましょう。
追記
成人男性も同様の被害か(修学旅行中のわいせつ行為疑惑の元教師)
同