少年がわいせつの被害者になる事案は中高校生の占める割合が高いものと思われますが、17歳の男子高校生が10歳の男児を商業施設のトイレに連れ込み淫らな行為をおこなった強制わいせつ容疑で逮捕されるとのテレビ報道記事が本日付けにてリリースされています。
同報道によるとおそらくは本日、同容疑で逮捕された糸島市(福岡県)に住む17歳の男子高生は3月31日、市内にある商業施設で1人で来ていた10歳の男の子に「ついてきて」などと声をかけて男性用トイレに連れ込み、上半身や下半身を服の上から触った疑いが持たれているといいます。
同記事では逃げ出して家に帰ってきた男の子の話から被害を知った母親が警察に相談し、店内にある防犯カメラの映像などから警察が男子高校生を特定したとの警察による談話も併せて報じられています。
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テレビ西日本 2020/04/02 20:00引用
「イケメンだったから…」男子高校生逮捕 小学生にわいせつか トイレに連れ込み触った疑い 福岡県糸島市
調べに対し高校生は「イケメンだったので触りたくなった」などと容疑を認めています。
警察は高校生がわいせつ目的で店を訪れた可能性も含め、当日の行動などをさらに詳しく調べています。
https://www.tnc.co.jp/news/articles/NID2020040206761
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31日は平日ですね。犯行時間は報じられていませんが、今はう新型肺炎コロナウィルスのあおりをもろに受け小学校も高等学校も全国的に休校となっています。そして例えばゲームコーナーも設置されているような大型商業施設にはゲームに興じる少年たちが多々いるとも言われています。
むろん当事件と同コーナー等の因果関係は定かではありませんが、もしコロナ騒動さえなければ学校にいる時間帯での犯行であるなら、被害男児にとってはとんだコロナのとばっちりといったところでしょうか。
また容疑者の男子高校生にとっても、犯歴は生涯、警察等からは消えないことから、コロナさえなければといった心情にはなるものと思われます。
いずれにせよ、強制わいせつ行為は暴力と何らかわりません。むろん、男児にはトイレに連れ込まれた責任など微塵もなく、高校生が男児をトイレに連れ込み蛮行に及んだ責任が全ての事件と思われます。
ただ、加害少年の過去に同様の性的被害体験があるかどうかも気になるところです。この種の事案は被害者が長じて加害者になることもよくいわれていますが、世の中にはそうした被害体験があってもしっかり遵法する者がほとんどと思われます。そういった人々の中には自分が被ったと同じような嫌悪感をより若いあるいは幼い他者には与えないと強く意識している者もいるのではないでしょうか。
いずれにせよ被害男児に時系列にかかわらずの心的外傷等がないことを切望するばかりです。