続報
札幌市は20日、体を触るなど男児にわいせつな行為などをし、強制わいせつと児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで逮捕された同市立保育所の保育士容疑者男性(32)=起訴済み=を懲戒免職にしたと発表したとの報道が出ています。
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北海道新聞02/20 18:08 引用
園児にわいせつ 保育士免職 札幌市:北海道新聞 どうしん電子版 引用 ※容疑者実名は伏せました
容疑者は1月16日、勤務先の保育所内で、この保育所に通う10歳未満の男児の体を触るわいせつな行為をし、逮捕・起訴された。また、同じ保育所内で別の男児2人の体を触り、その様子を動画撮影してスマートフォンに保存した疑いで2月6日と16日にそれぞれ再逮捕されている。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/395156/
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懲戒免職は当然でしょうが、市立保育園を管轄する札幌市役所の「子ども未来局」は、3年前、同じく同局が管轄する児童相談所における10代の少年へのわいせつ行為で逮捕・再逮捕された勤務所員(当時59)への摘発があった際は、処分発表を待つことなく市長のコメントも含め正式な報道資料発表としてWEB上で公表されていました。その内容は、公表当時
にて転載させていただいております。
しかるに今回は逮捕の数も一つ上回る「再々逮捕」でることや、やはり余罪がある可能性からも3年前同様に札幌市自身が発信する
「報道発表資料」
https://www.city.sapporo.jp/somu/koho/hodo/index.html
の一覧に入れるべきところ、逮捕後も処分後もこの欄には、※2020年2月21日現在で見当たりません。
整合性に欠けることは明白ではないでしょうか。
今回の処分発表もおそらくは体よく庁舎内記者室へ情報供与したに過ぎないのではないでしょうか。3年前の別人がおこした事件への対処を
子ども未来局や広報課が知らなかったはずがあありません。その場合、恣意的行動の論難は避けられないのではないでしょうか。
特に市長は前回も今回も同じ方が就任されていますので、前回あのようなコメントを出されながら3年後には、同じく子ども、しかも幼児を扱う専門職員たる保育士によるわいせつ事案が「再々逮捕」に至るまで行われ容疑者も犯行を認めている現状があるのであるなら、今回は文言ではダンマリを決め込むことに違和感は拭えないところです。子ども未来局等の広報不作為は当然明白なものと思われます。
札幌市役所に分別や事件を重く受け止める御決意があるなら、速やかに前回同様に市長コメント等とともに一覧に加えて一定期間、不特定に開陳しなければなりません。
子ども未来部局も広報課もマスコミだけを広報の対象と考えているのなら、とんでもないはき違えと言わざるをえません。
追記