米国イリノイ州ケイン郡の小学校にサッカーチームの指導など補助教員として勤務していた現在60代になっている男カルロス・ベドヤは、2015年8月から2016年6月にかけて10名を超える男子児童に性的虐待や暴行を働いた疑いで2017年に逮捕、その後起訴されていましたが、6歳の児童に性的暴行を働いていたことも判明したそうです。
郡裁判所は被告に対しては8月9日に有罪の評決が下し、このほど判事が112年もの禁錮刑を言い渡して話題になっているとの報道が出ています。
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2019/10/22 15:20 ニュースサイトしらべえ引用
小学校で6歳男子児童に性的暴行 元補助教員の男に112年の禁錮刑
いずれの少年も「このことを誰かに話したら大変なことに」などと脅されていたため家族にもなかなか相談できず、逮捕までにかなりの月日が過ぎていた。
またベドヤはほかの11名の児童に対する性的虐待容疑でも追訴されており、そちらの裁判の行方にも引き続き注目が集まっている。
https://sirabee.com/2019/10/22/20162184656/
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6歳の男児への蛮行一件で実質的な終身刑と見受けました。厳格です。日本ではせいぜい強制性交等罪を適用するとしても5年以上の懲役で他の男児への性的虐待容疑も加算するとしてもせいぜい12年程度ではないでしょうか。
また今回の量刑は脅迫的な口止め行為への制裁も含まれているとも思われますが、日本の強制性交等罪規定にはたしてそすいた口止め行為への罰則は明記されているのでしょうか。終身刑やそれに近い厳刑を行わないのであれば、せめて同罪における口止めを犯罪事項として明記すべきでしょう。
この報道でもありますが、肉体的な損傷に加えて精神的な被害は被害未成年によっては想像を絶するものがあります。また被害者が長じて加害者になってしまう素地を作ってしまう事も起きかねません。
報じられている男児のうつ病等の回復やその子を含めた他の少年たちの今後の健全な心身の発達を願うばかりです。