ごみ収集を担当す奈良市収集課の41歳の男性職員が、ことし1月ごろまでの3年余りにわたって、同じ職場の10代から20代の非正規の男性職員3人に対し、体を触る行為を繰り返していたとして、市はこの職員を減給1か月の懲戒処分にしたっとの報道が出ました。
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NHK 奈良県のニュース 08月19日 18時11分引用
同僚男性の体触り奈良市職員減給|NHK 奈良県のニュース
市によりますと、この男性職員は、平成27年6月からことし1月ごろにかけて、同じ職場の10代から20代の非正規の男性職員3人に対し、胸や下半身などを触る行為を繰り返していました。
このうちの1人から、ことし3月、「日常的に体を触られている」という相談があり、市が調査をしたところ、ほかの男性2人も同様の被害にあっていました。
市は3人のうち1人についてセクハラ行為にあたるとしたうえ、この職員を減給10分の1・1か月の懲戒処分にしました。
市の調査に対し、この職員は「触ったのは事実だが、あいさつやスキンシップのつもりだった。もう二度としない」と話しているということです。
奈良市は「今後職員に対してのハラスメントの認識を高め、再発防止に取り組んでまいります」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20190819/2050002866.html
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先日、私も街で思わずぞくっとするような二十歳ぐらいの美青年ごみ収集員が作業に没頭する光景を見かけましたが、むろん、内心の範疇での一瞬の目の保養で十分でした、
今回、懲戒処分を受けた奈良市職員がどういう了見で同じ職場の10代から20代の非正規の男性職員3人の、胸や下半身などを触る行為を行ったかは、私見ではあまり説得力があるとは思えない弁明以外のところは定かでありませんが、いずれにせよ他人を不快に及ぼす行為が放置されていいわけがありません。
もし下半身の触手が着衣越しとはいえ若者の局所に触れていたのであれば、学校の先生の場合は現在では逮捕事案でしょう。
報じられっている3人の触手被害者の中には、あくまで推察ですが、行為への批判の先手をとって、いみじくもあいさつやスキンシップのつもりをことさら強調するために触られた、加害者からしてみれば目当てではない若者もいたのかもしれません。その場合、カムフラージュのためにとんだとばっちりを受けたということにもなりましょう。
いずれにせよ、奈良市人事課は行動への規範の感覚が麻痺していたと思わざるえないこの職員については以前の行状もさかのぼって調べることも要されると思うのですが、はたしてそうした検証は行ったのでしょうか?