マスコミの姿勢は?市立中学校講師(26)逮捕 | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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市立中学校講師(26)逮捕 

続報 

 

後追い記事によると容疑者は同好の士の間ではちょっとした有名人であったそうです。これが何を意味するのかは定かではありませんが、おそらくはそうした趣味を扱うネット上で匿名空間の中での有名人だったのではないでしょうか? 

 

出勤前の午前5時すぎ、千葉県警の捜査員が栃木県小山市の容疑者の自宅を訪れ、同7時30分、勤務先の中学を家宅捜査したとも報じられていますが、心中いかがなものだったのか、また、御両親などが同居していた場合、警察の捜査がいかに家人を混乱させたかは推して知れるのではないでしょうか。 

 

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2018年06月02日 09時26分 日刊ゲンダイDIGITAL (ニフティニュース)引用

 男子生徒に下半身自撮り指示…中学講師の男は“指導に熱心”  (容疑者実名は伏せました。)

 

中学講師の男は“指導に熱心 同じ趣味を持つ仲間の間では、ちょっとした有名人だったという。 

 

「逮捕されたばかりなので、生徒にはまだ伝えていません。テレビやネットを見た保護者から『事実なのか』という電話は入っています。前日まで普通に学校に来て、変わった様子はなかった。男児に興味がある様子? 4月に採用したばかりですし、さすがにそこまで立ち入った話はしていません」(学校関係者)

 

こんな教師が教育現場にウヨウヨいると思ったら、身の毛がよだつ。容疑者は教え子たちをどんな目で見ていたのか。男子中学生と保護者も背筋がゾッとしていることだろう。

https://news.nifty.com/article/domestic/gendai/12136-036807/

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それにしても学校のこの取材への対応は能天気すぎないでしょうか。取材する側もそうです。

というわけは日刊ゲンダイの報道は最初に各社に報道された後追いと思われます。実際、各社報道の日付を見る限りは2日間ほどのタイムラグがあります。したがって事件の内容は取材を受けている時点で知らない人はほとんどいないほど燎原の火のように広まっているはずです。

むろん学校側が講師の管理責任からの責任所在を希薄にしるためもしくは責任逃れのためにこのような不自然な対応をしているのであればつじつまは合います。 いずれにせよ取材する側はこの不自然さに気づき記事化すべきではなかったでしょうか?

また採用前の性的指向を任免権者たる教育委員会を代行する校長等が違法を行わないことが前提の教職面接で問うことができるはずもないことぐらいは一般常識ではないでしょうか。

 

引用記事の最後のあたりについても報道する側の偏見が見えてきます。

、性的指向の対象が同性であれ異性であれ、内心の自由というものがあります。好みの対象が未成年であっても触法行為やそれに類する一連の行為がない場合は内心については何人からも干渉はできないはずです。

例えば、異性愛の先生が業務で接する美少女に想いをいだいたり、あらぬ姿態を想像したとしても同様の違法や瑕疵がない限りは内心の自由につき許容の対象かどうかの議論の余地もありません。

同様に、同性愛の先生が業務で接する美少年に想いをいだいたり、あらぬ姿態を想像したとしても内心の範疇であるかぎり、業務系列からはもちろんのことマスコミなどの他者から「背筋がゾッとするだの」といった下司の勘繰りにも似た刷り込みを受ける筋合いはないのではないでしょうか。

 

もちろん事は教員に限定されたものではありjません。合法・遵法である限りは内心の自由は何人にも保障されなければなりません。また、こと内心の事案について道義上の違反が詮索されたり適用されることがあっていいはずもありません。