続報
横浜地裁は本日、小学生の男子児童40人余りに、わいせつな行為や動画の撮影を繰り返した罪などに問われているNPOの36歳の元スタッフに対し、「スタッフの立場を利用した犯行には常習性があり悪質だ」と指摘し、懲役12年の判決を言い渡しました。
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NHKニュース引用 (被告人の実名は伏しました。)
男児46人にわいせつの罪 NPO元スタッフに懲役12年判決 | NHKニュース
東京・練馬区のNPO「自然体験活動支援センター」のスタッフだった被告(36)はおととしまでの5年間に、NPOが開いた自然体験教室の宿泊先で、参加した小学生の男子児童の体を触ったりわいせつな動画を撮影したりするなど、合わせて46人の児童に対する強制わいせつの罪や児童ポルノ禁止法違反の罪などに問われています。
22日の裁判で横浜地方裁判所の片山隆夫裁判官は「校外教室やツアーにスタッフなどとして参加し、寝ている児童にわいせつな行為を繰り返した犯行には計画性や常習性があり、悪質だ」と指摘し、懲役12年の判決を言い渡しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180522/k10011447971000.html
2018/5/22 10:48 (2018/5/22 11:50更新)日本経済新聞引用
男児ポルノ事件、主犯格の男に懲役12年 横浜地裁
判決によると、2011年7月~16年8月、小学生らが対象の校外教室に添乗員として参加。群馬県や熊本県のキャンプ場や宿泊施設で、就寝中の男児の下半身を触った様子をカメラで動画撮影したり、着替え中の姿を盗撮したりした。被害児童は40人以上に上る。
神奈川など7県警が開発被告のグループと、元小学校教諭の男(46)=同罪などで実刑が確定=を中心とするグループを摘発。2つのグループは会員制交流サイト(SNS)を通じて知り合い、画像を交換していた。〔共同〕
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30795130S8A520C1CC0000/
(2018/05/22 11:58) テレビ朝日引用
被害児童は40人超 “児童ポルノ”男に懲役12年
横浜地裁は22日、「いずれも計画的で、体調不良で看護している児童にもわいせつな行為をした」などと指摘したうえで、反省してカウンセリングも受けていることなどを考慮し、懲役12年の実刑判決を言い渡しました。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000127784.html?r=rss2&n=20180522151511
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控訴等がないかぎり一連の事件は主犯格の判決で以って終焉をむかえたようです・
ただし、被害男児の中にはこれから行為をされたことによる心的外傷等が出てくる子もいるかもしれません。厳刑はおそらくはそうした可能性への責任も問われたものでありましょう。
また被告人はカウンセリングも受けているとのことですが、今後、刑が確定した時点で自分の加害体験に基づいて受刑者として今後収容される児童への性事犯に対して、性犯罪者としての先輩として一般的な懲役労働の合間にでもカウンセリングをさせてみるのも一計ではないでしょうか。