昨年7月、インドのムンバイでクリケットで遊んでいた14歳の少年が男に近くの部屋に少年を誘い込まれドアと窓を閉められるとレイプされるという悲劇が発生しました。
少年は事件後に殺鼠剤を飲み死亡しました。一方、警察は、「新たな手掛りが得られれば、この事件に再び光を当てることもできるが、今のところは迷宮入りだ」と事件の捜査をほぼ諦めているとも受け取れる発言を取材記者に対して述べています。
インド政府は先月、12歳以下の女児に対する性的暴行に死刑を科す政令制度を悪質事件発生を契機に緊急導入し、被害者が16歳以下の場合に下する最低刑を厳罰化したものの、少年に対する性犯罪には触れていないともいいます。
このため未成年女子よりも未成年男子の方が被害に遭遇する可能性が高いことも懸念される中、「少女に適用されることはすべて少年にも適用される」とはなるには困難」な状況も取りざたされているようです。その理由と考えられること続けて
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インドで相次ぐ性犯罪、語られない少年被害の実態 | ロイター 5月18日 11時37分
https://jp.reuters.com/article/india-rape-idJPKCN1IJ064
<敵意と嘲笑>以下を読まれたしです。
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被害少年に覆い重なった多層的な悲劇です。ことはその少年や例示されている少年や元少年に限った話ではありません。
世間の偏見や矮小化からも被害少年群は苦しめられておるようです。レイプから発する二次被害以降の新たな苦しみについてはおそらくはインドに限らず全世界共通のものでしょう。
追記