立行司(58)の愚にもつかない言い訳 | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

当ブログはその目的を防犯および性犯罪被害への注意喚起とします。被害者・加害者両方の悲劇が事件等の教訓から少しでも減る事に寄与すれば管理者冥利につきます。

横綱(引退)の後輩幕内力士への暴行問題に揺れた相撲界ですが、 5日夜、日本相撲協会が緊急に立行司の式守伊之助による未成年行司への非違行為(セクハラ)があった事実を把握したことを発表しました。

 

***********************

TBSニュース 2017年1月5日 23時55分頃

式守伊之助がセクハラ、巡業中・・・若手行司に


行司の最高位である立行司の式守伊之助が去年12月の沖縄での冬巡業期間中、10代の若手行司に対し、セクハラ行為をしていたというのです。

相撲協会によりますと、式守伊之助は冬巡業中の去年12月16日、宿泊先のホテルで夕食中に泥酔。泥酔した伊之助を部屋まで送っていった10代の若手行司に対し、唇に数回触れたほか、胸を1回触ったということです。若手行司はショックを受けていて、伊之助は謝罪したということです。

 

伊の助(※ママ)は「泥酔していたので覚えていない。自分は男色の趣味はないので、なぜこのような行為をしたのか分からない」と話しています。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3256907.html

 

1月5日 23時48分 NHKニュース引用 

大相撲行司 式守伊之助が若手行司に数回キス 処分検討へ

 

日本相撲協会によりますと式守伊之助は先月16日、冬の巡業を行っていた沖縄県内のホテルで夜の食事中に酒に酔い、部屋まで送った10代の若手行司に対して数回キスをしたほか、手で胸に触れる不適切な行為をしていたということです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180105/k10011280481000.html

***********************

 

行司の最高峰の二大地位の一角をなす立行司「式守伊之助」といえば相撲界内外から多大な敬意を受ける立派な指導者です。しかももう一人の立行司「木村庄之助」が2015年3月場所限りで空位になっている現状では「伊之助」が唯一の立行司なのです。

飲酒は理由にはなりません。

そして被害を受けた10代の若手行司の一刻も早い立ち直りを待ち望んでいます。引き続き未来の立行司をめざして相撲界にて精進し続けていただきたいものです。

 

さて当のセクハラ立行司の言い訳としてTBSニュースで報じられている「自分は男色の趣味はない」云々について言及しましょう。

同性への性的指向を持つ男性がすべてこのような行動をするわけでもないでしょう。ほとんどの同指向の人間はたとえ内心で情欲にかられても分別や法を守る精神そして相手方の心身を傷つけることを避けるためにも、この立行司がやったような行動はしないのが現実でしょう。

また相手を愛するからこそ相手の嫌がることはやらないのはいずれの性的指向であっても自然な配慮です。特に相手が未成年であればそうした配慮は性的指向に関係なく社会人たる成人が持つ規範であり、性犯罪者を除くとほとんどの人間はそれを常識として持つ現状もあります。

しかしながら立行司の言う「自分は男色の趣味はないので」云々は、発覚した悪さを照れ隠すポーズなのかもしれませんが、同性への性的指向を持つ男性ならそんなことをやりかねないとの保身に基づいた刷り込み発信にもなってしまいましょう。

その意味でも立行司「式守伊之助」は少年行司への自らの野蛮な行動への言い訳にもならぬことをほざいて恥の上塗りになっていることを指摘せざるをえません。

 

追記

***********************

2018.01.08 デイリースポーツ引用

IKKO、セクハラ立行司の「男色の趣味はない」発言に怒り「とても納得できない」

 

「そしたら同性愛の人が、未成年の人に対してこういうことをやるんですか?っていう話じゃないですか。とても納得できない」と、同性愛者ならセクハラ行為をするとも解釈できるような伊之助の発言を糾弾した。

 元宮崎県知事、元衆院議員のタレント・東国原英夫も「認識がちょっと逸脱されてるのかなと思います。一般社会の基準から見て」と批判し、「この方もLGBT等々に甘い認識。ちょっとやっぱり全体的な体質が、やっぱ時代遅れなのかなっていう感じは否めない」と、角界の体質を問題視していた。

https://www.daily.co.jp/gossip/2018/01/08/0010879070.shtml?pu=20180108

***********************

横綱白鵬も別記事で立行司を評して「男色の趣味はない」発言したとも報じられています。

 

***********************

[2018年1月7日 紙面から] スポニチ引用

伊之助と同部屋の白鵬 、男色の趣味否定「そういうのはない」

 

記事画面

***********************

 

この発言はやはり東国原氏が言うよう角界の古色蒼然とした体質を象徴しているのではないでしょうか。

部屋構成員のこの立行司と2歳違いで、旧知の仲という宮城野親方は立行司はもちろんのこと白鵬にもその他の弟子たちにも相撲関係しか教えてきていなかったのでしょうか。

 

追記

セクハラ立行司(58)「3場所出場停止」の処分に