被害少年群に恥じろ! | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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当ブログはその目的を防犯および性犯罪被害への注意喚起とします。被害者・加害者両方の悲劇が事件等の教訓から少しでも減る事に寄与すれば管理者冥利につきます。

少年が大量にわいせつ被害か(独カトリック教会付設を補足します。

 

今回、長年に及んだ団員少年への性的虐待が行政委託を受けた当地の弁護士によって弾劾された世界的に有名なドイツ南部レーゲンスブルクの少年合唱団レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊ですが、今回の発表以前から、少年たちへのわいせつの存在は取りざたされており、日本人発信者の方もそれについて言及しておられます。一部抜粋して以下に引用させていただきましょう。

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 長谷川 良 (ウィーン在住)  2016/10/16(日)  ウィーン発コンフィデンシャル [宗教] 引用

独教会の「少年聖歌隊」内の性的虐待

 

ヴェーバー弁護士は2015年5月から報告された事件を調査中だ。独立調査調停人の同弁護士は途中報告者の中で、「犯行の現場となった少年聖歌隊の施設内では久しく『恐怖のシステム』が支配してきた」と説明した。すなわち、教会側の隠蔽と口止め工作があったことを認めている。なお、「最終報告者」は来年、発表される予定だ。

 

なお、バイエルンのラジオ放送(BR)が13日報じたところによると、ミュラー教理省長官はレーゲンスブルク司教区の大聖堂少年聖歌隊内の性的虐殺問題について、「自分はもはや担当ではないので何も言えない」という姿勢を崩していない。

(ウィーン在住)

http://vpoint.jp/column/confidential/74981.html

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長谷川様、詳細な情報ありがとうございました。

 

重要なポイントは「教会側の隠蔽と口止め工作があったこと」と「レーゲンスブルク司教区の大聖堂少年聖歌隊内の性的虐殺問題」の存在でしょう。

いずれの問題も聖職者にはあるまじき問題で、特に性的虐殺問題はいっそう事実関係が解明されなければなりません。少年へのわいせつ行為がなぜ殺人にまで至ったのか?隠蔽・口止めと殺された少年の関係は?

もし口止めが効かず淫行が少年の口から世に暴露されることを恐れての殺人であり、しかも聖職者側が本気で検証しない姿勢を崩していないのであればこれはもはや腐敗した構造問題とも言えましょう。

 

私はクリスチャンではありませんので私見ではカトリックの聖職者が同性愛行動をすることは不問です。ただしその対象はあくまで遵法な年令の方と相思相愛で行われなければなりません。また、たとえ相手が18歳とか20歳以上の合法年令であっても、地位の優越性を利用した性的な言い寄りは相思相愛とは到底いえません。

いずれにせよ今年、くだんの弁護士側から発表されるという「最終報告者」の言う内容の如何を問わず、教会側は逃げの姿勢ではなく自らの構造の中にある膿を取り出す覚悟で臨まなければなりません。

まさに、多数とも思われる被害少年群に恥じろ!です。