例のサッカー界の不祥事ではありませんが同じ英国で、1974~83年にかけて少年1人と少女2人に対する性的虐待21件について先週、有罪評決を受けていた齢101歳の元トラック運転手の男に英中部バーミンガムの裁判所は、禁錮13年の実刑判決を言い渡しました。
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2016年12月20日 14:23 AFPBB 国際News引用
101歳に禁錮13年、児童への性的虐待 英国
裁判ではクラーク被告が自宅、物置小屋、トラックで犯行に及んだことが明らかにされた。被告は少年に対する九つの児童虐待の罪については認めていた。
英国には性的虐待に関する出訴期限法がなく、時効は存在しない。
http://www.afpbb.com/articles/-/3111896
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少年への9つの性的虐待を認めながら少女への罪は認めていないということは、少女への身体的接触があった場合も本気ではなく、目当ての少年へ悪さをしたいがゆえ言わばポーズでの接触だった可能性もありますね。
それとも被告は根っからの両性愛者だったのでしょうか。それにしてももう生きては刑務所を出れないことが分かれば事実は言うのではないでしょうか。
少女への行為を認めなかったというのは少年愛者としての極限での自負やプライドだったのかもしれないなどと察することもできましょう。
追記(2016年12月24日)
別記事によると老いて後に摘発されたのはフェイスブックを目にした被害者からの通報であったそうです。
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2016年12月17日 06:34 AFPBB 国際News (時事通信)引用
101歳に有罪評決=児童虐待、国内最高齢-英
被害者がフェイスブックで被告の100歳の誕生日を祝う投稿を見つけ、警察に通報した。罪の一部を認めている。
http://www.afpbb.com/articles/-/3111609?cx_part=popin
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この記事では複数の被害年少者は両性に及び、容疑者が罪を認めているのは少年への行為であることは報じられていませんね。被害者の性別は報道に際し重要案件ですから、翻訳報道を行った時事通信はそこを略すべきではありませんでした。
それにしても摘発のきっかけとなった当のフェイスブック発見者はくだんの元少年だったのでしょうか?それとも少女の誰かか?
いずれにせよ若いときに性的にいたずらをされた被害経験は消えることなくずっと内心を引きずるものであることが十分察せられる通報でもありましょう。