就寝指導の際のキス教諭(27)懲戒免職 | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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埼玉県教委は24日、6月9日午後11時ごろと翌10日午前2時ごろ、修学旅行先の京都府内のホテルで、室内で横になっていた男子生徒2人にキスをしたとして、準強制わいせつの疑いで県警に逮捕されていた県南部の公立中学校の男性教諭(27)を23日付にて懲戒免職処分にしたと発表したそうです。


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埼玉県教委 教職員の懲戒処分について 発表日:2016年6月24日  引用


1 処分内容 懲戒処分(免職)

2 処分年月日 平成28年6月23日

3 職名・年齢・性別 教諭・27歳・男性 

4 地域・校種 南部地区・公立中学校

5 発生年月日 平成28年6月9日 6月10日

6 事件・事故の概要

 当該教諭は、平成28年6月9日(木曜日)午後11時頃、生徒Aに対し、唇にキスをした。

 また、翌10日(金曜日)午前2時頃、生徒Bに対し、唇にキスをした。

https://www.pref.saitama.lg.jp/a0001/news/page/160624-13.html


2016年6月24日 埼玉新聞引用


男子生徒2人にキス、男性教諭を免職 修学旅行の就寝指導で/県教委


 男性教諭は当時、就寝指導でホテル内の見回りにあたっていた。校長などの聞き取りに「生徒が寝たふりをしていると思い、確かめるために頬をつかんだり口をふさいだりしたが、反応がなかったのでエスカレートしてしまった」と話しているという。

http://www.saitama-np.co.jp/news/2016/06/25/01.html  


テレ玉6月24日(金)17時58分配信引用


修学旅行で男子生徒にキス 男性教諭を懲戒免職処分


県教育局の聞き取り調査に対し、男性教諭は「最初は鼻をつまんだり、口をふさいだりしたが反応しなかったので、行動がエスカレートしてしまった」などと説明していて、わいせつ目的を否認しているということです。男性教諭は今月14日に県警に準強制わいせつの疑いで逮捕され、現在、勾留中ということです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160624-00010001-teletamav-soci


2016.6.25 07:09更新 産経引用


中学校の修学旅行中、男子生徒2人にキス 男性教諭を懲戒免職


生徒らが起床後、同室の同級生に「先生に何かされた」などと訴え、教諭は校長の聴取に事実関係を認めた。保護者らが同日、県警に被害を届け出た。

http://www.sankei.com/region/news/160625/rgn1606250053-n1.html

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教諭はもしかすると酒にでも酔っていたのでしょうか?

私たちが中高生の頃の修学旅行では引率の先生たちも飲酒やマージャンなど生徒等に勝るともおとらず羽目を外す方々もいたと記憶ですが、現在でもそうなのでしょうか?それとも何事にも遵法が要される当世のことですから、夜間の先生たちの飲酒等は禁じられているのでしょうか。


むろん、しらふでキスに及んだ可能性もありましょう。その場合は、2人のうちどちらかの少年が目当てであり、意中でないもう片方は「行為は性欲の所産ではない」とする後での言い訳のためのキス受難だったのかもしれません。もちろんわいせつ目的の否認が事実の場合はキスはほんのはずみであった可能性もありましょう。


いずれにせよ生徒も先生も解放感に浸っていたと思われる修学旅行宿舎の場での大人の軽はずみな行動結果には逮捕と懲戒免職という高いツケを支払わされた事案といえましょう。


ただし、「キスはほんの弾みにしていかがわしい動機もなく免職は厳しすぎる」との提訴が当事者から上がってくる可能性もあるかもしれません。


成人たるものなんらかの形で未成年と接する際は細心の注意が必要となることを如実に示しているという点では事件を他山の石としてとらえることも有意義だと思います。とりわけ未成年の身体に露骨に接触するような羽目はずしなど言語道断であることは明白ではないでしょうか。