会社員男性(39)を逮捕 | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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岡山県警少年課と児島署は22日、インターネット上で知り合った男子高校生に現金を渡してわいせつな行為をしたとして同県備前市在住の会社員男性(39)を逮捕したとの報道がでました。

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2016年06月22日 11時56分 更新 山陽新聞degital引用


サイバー補導で初、容疑で男逮捕 岡山県警、高校生にわいせつ行為


逮捕容疑は昨年12月30日と今年2月6日、短文投稿サイト・ツイッターで知り合った玉野市、高校2年男子(16)を自宅に呼び寄せ、現金各5千円を渡してわいせつな行為をした疑い。容疑を認めている。

 県警によると、サイバーパトロール中の4月下旬、ツイッター上で援助交際を求める男子の書き込みを見つけて補導し、犯行が明らかになったという。


http://www.sanyonews.jp/article/369708/1/

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サイバー補導とは、警察官が身分を明かさずにネット掲示板や交流サイトでやりとりし、実際に会って指導、注意する犯罪の未然予防策であるそうです。もしかすると、おとり捜査に近いものなのでしょうか。

こと対象が未成年の場合、いわば彼らの好奇心からの遊びを捜索の名の下に敷衍しかねない側面を持つこともありえるのではないでしょうか。むろん、そいでもしなければ買春行為等をなかなか摘発できない現状があるのなら、問題は構造的に相当根深いものがあるということになります。


同補導は援助交際や下着の売買を持ち掛ける18歳未満の少年少女の不適切な書き込みが相次ぐ中、2013年10月に全国の警察がスタートさせ、岡山県警による補導はこの男子で2人目だそうです。


これで補導された場合、当然、警察は未成年と言うことで保護者にことのいきさつを全て話すものと思われます。学校にも情報提供するかもしれません。その意味では多感な少年にはやりきれないことかもしれず、自業自得とはいえ憐憫を感じざるをえません。また買春者の成人責任はそうした未成年者の心象阻害にも及ぶことを忘れてはならないと思います。