先々月、都内葛飾区の店舗内にて遊んでいた男子小学生に「ゲームうまいね」などと言いながら近づき、同男児の下半身を触るという年配者による痴漢事案を報じる記事画面が防災サイトにありました。
****************
2016年02月10日 20時40分ハザードラボ引用
男子小学生の下半身を触る80代の老人 亀有の商店内で
男は80代以上の老人で、身長は160センチくらい、痩せ型で坊主頭をしており、グレーっぽいジャンパーに、紺色のジーンズを履いて帽子をかぶっていたという。
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/1/2/12592.html
****************
これについても被害にあった男子児童の年恰好や衣装なども記事だけではわからず防犯効果は半減しているのではないでしょうか?警察が公表してない場合は各メディアにおかれては年少者が性犯罪にまきこまれない心構えを木鐸する観点からも、公表の重要性を交渉してもらいたいものです。
もしかすると「変質者に狙われるのは低学年が中心」「水着や半ズボンなど露出度の高い着衣でなければ大丈夫」といったような能天気な安心感が未成年やその保護者にあるかもしれません。
例えば、わいせつ事件の報道で被害年少者の性別を報じない場合、「被害者は女児や少女」とする固定観念が読者、視聴者に生じるかもしれません。
被害者の様相をぼかして報じた場合それと同じことが言えるのではないでしょうか。
またこの場合もさらなる被害者情報を載せたとしても男児は特定されません。防犯に寄与する公益情報です。故意に被害者情報を曖昧にする必要はないと考えます。
参考
2017年1月28日追記
2020年6月10日追記
2021年1月15日追記
児童ポルノ禁止法違反で起訴されていた被告(30)を強制性交等の容疑で再逮捕(天童署)
- 2021年8月20日追記