4日、滋賀県警近江八幡署は東近江市に住むホテル従業員(22)を9月27日午前2時25分ごろ、東近江市内のホテルの一室で、中学2年の男子生徒(14)の裸の画像を、自分のスマートフォンで2度撮影した容疑(児童買春・児童ポルノ禁止法違反)で逮捕したそうです。
容疑者は容疑を認めているそうです。
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2015.11.5 07:00更新 産経WEST引用
男子中学生の裸「好意抱いてた」撮影、22歳ホテル従業員逮捕 滋賀
容疑を認めている。
同署によると、2人は知人同士。従業員は「男子生徒に好意を抱いていた」と話しているという。
http://www.sankei.com/west/news/151105/wst1511050018-n1.html
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被疑者の性別が分からないことは欠陥記事と指摘せざるをえません。
それから、同じ記事を紹介する様々なサイトを照合した限り、上記引用記事中、従業員は・・・ の箇所は当初は「○○容疑者は・・・」と苗字が記されていたようです。ということは警察は氏名を公表した可能性は強く産経が社の判断で性別が特定できる下の名前を伏せたのでしょうか。それとも当初の苗字表示自体が同紙の単純なミスなのでしょうか。
途中で不整合に気づき完全匿名に更新したようですが、いずれにせよ今のままでは実名での事件報道の好きな同紙の面目もたちませんね。産経におかれてはこのこの種の事件の報道の際の実名、匿名は何か基準でもあるのでしょうか?それとも単なるデスクの恣意なのでしょうか?
もとより、実名表記が当事者の社会復帰に障害となる場合も多々ありましょう。その意味では私は実名にはこだわりません。ただし、防犯意識等々の観点からも少なくとも被疑者や被害者の性別を報じるのは報道のイロハではないでしょうか。
今後、同紙もしくは他社報道で容疑者の性別が判明すればまた追記することにしましょう。
被害者性別等は報道のイロハ@含追記