手術当日

部屋に戻ってからの事を記録します

心電図、サチュレーション、点滴、麻酔、足のエアーポンプ、血圧計がついた状態で横になり枕も低い方が良いらしくタオルを折ったやつでした

すぐに息子を連れてきてくれて、出生時間や身長体重が書かれた紙とともに息子の写真をスマホで撮影してくれて、私の横に置いても数枚撮影

その後息子は新生児室で預かってもらい、私は麻酔の説明や(痛かったらカチッと押す)褥瘡が出来ないように寝返り頑張ってと言われました

術中から足先だけは動かせたので動かしたり、麻酔が凄く効いて痛みが殆どなくて体動かしたりして看護師さんに驚かれましたニヒヒ

看護師さんは1時間おきくらいに血圧測ったり体温測ったり見に来てくれて、体調を聞いてくれたり

私は足の痺れが徐々になくなり動かしやすくなるのと共に、悪露が出る感覚とか排尿チューブがある違和感と痛み、発熱、横向きだと痛む体など色々感じ始めました

一番困ったのは便

浣腸のせいか体を横向きにさせると腸がゴロゴロ言うのを実感してましたが、まさかの垂れ流し状態ゲロー

絶飲食してたのでそこまで量は無かったのが幸いでしたが、それでも一晩で3回漏らして看護師さんに処理してもらいました笑い泣き

その日はオムツをしてもらい気分は新生児真顔

そんなこんなしながらもスマホで連絡撮ったりテレビ見たり…

17時に部屋に戻ってきて19時過ぎには発熱してきたのでそこで一旦寝る事に

それでもやはり寝苦しくて2時間毎に起きてました

夜中に2度程、後陣痛と思われる痛みに襲われ麻酔をカチッとしました




術後1日目

横向きで寝ると肩が激痛でお腹以外の他の筋肉も痛くて満身創痍で目が覚めましたチーン


あと排尿チューブが寝返りする度に地味に痛い


体温は37.6℃


朝から水解禁だったのでロキソニンと胃薬を内服

(6時間おきに飲んでOK)


この後色んな先生がきてくれて様子を見てくれました


子宮の戻り具合をお腹を押されてチェックゲロー


そして足のエアーポンプ、心電図、サチュレーション、血圧計が外れます


点滴はまだ付けてました


時間が微妙だったのでお昼ご飯の流動食を頂いてから排尿チューブを抜きました(とても痛い笑い泣き


その後息子が部屋に来たので授乳の練習をし、私のトイレの練習をしました


幸い麻酔のおかげで殆ど痛みは無く、点滴台を使いながらゆっくり動いて貧血によるふらつきに注意してました


トイレは無事にクリア


本当はガスが出てるか大事なところだけど、私のお腹がゆるゆるなので余裕でクリア


会陰切開してないからこの辺りは余裕を持って望めましたが、排泄に伴う後陣痛は同じようにしんどかったですゲロー


息子はおっぱいの時間だけ連れて来てもらえるという事で新生児室に戻り、私は部屋の中なら移動しても良いと言われたので少しずつ荷物整理なんかしてました


少しでも長く歩くと貧血症状があったのですぐに座って無理はしませんでした


夕飯はおかずは普通だけど全粥が出ました


夜は預かってもらったのでとてもゆっくり休めました



術後2日目

朝から通常食でテンション上がりましたが、麻酔を抜く日だったのでちょっとビビる滝汗


麻酔のチューブを抜くのは全然痛くないけど固定してあったテープを剥がすのが痛かったですゲロー


そして1時間過ぎたあたりから痛みが発生…


動くと痛むので動き始めはゆっーくりと動いて点滴台を支えに活動開始


麻酔が抜け切る前にシャワーを浴びましたが結構しんどかったですチーン


痛いけどこの日から母子同室開始


早めに母乳を軌道に乗せたかったのと子宮を回復させたかったからです


これもミルクを飲ませてしまえばぐっすり寝てくれる息子だから出来たことだと思います


0時位までお世話を頑張ってその後は預かってもらいました


この日が痛みのピークでしたチーン


手に残っていたルートも全部外してもらったので抱っこするのが楽になりました



術後3日目

朝の6時過ぎから息子と同室でした


結構胸が張って母乳も出てきたので一度量を測ってみることに


28g増えていたのでしんどくない程度にミルクなしで様子見ることになりました


夕方までは物凄くよく寝て母乳を飲ませるのも一苦労だったので、夜間の頻回授乳を頑張る事を決意


ついに夜も一緒に過ごす事になりました真顔


母乳量がまだ安定しない私と飲んでる最中に疲れて寝てしまう息子


飲む量が少ないせいでお腹がへるのか1時間ちょっとで起きてしまい、とにかく吸わせては寝かせてを繰り返し、朝の4時過ぎにこれ以上寝ないならミルクを足そうと思った時にやっと寝てくれましたチーン









さてついに手術が開始しました真顔

でも切られるのは全く分かりません

今何してるのか少しでも知りたくてライトの反射を見てました

たまに息苦しくて咳が出ると麻酔科の先生が
「大丈夫ですか〜」
と声かけてくれて素直に「胸が苦しい感じです」と話すと、どうやら血圧が下がって苦しかったみたい

先生が咳するたびに対処してくれたおかげですぐに息苦しさも無くなりました

切られてるのは分からなくてもお腹を広げられたり内臓を押される感じ(胎動みたい)は分かります

しばらくしたら先生が
「破膜します」
と言ったのでライトを見てみると血と羊水が溢れ出して中から赤ちゃんが出てくるのがよく見えました

その光景に感動しているとでっかい声で赤ちゃんが泣いたので一安心

皆んながおめでとうございますと言ってくれましたキラキラ

「ありがとうございます!どっちですか!?
と聞くと男の子との事デレデレ

やっぱりな〜なんて思いながら泣き声を聞いていると、すぐに顔の横に赤ちゃんを持ってきてくれてデジカメで撮ってくれました

最後に手首にちょんと赤ちゃんを触れさせてくれたので温かさが伝わって嬉しかったですラブラブ

そして「これからだな」と気を引き締めます

液体をある程度吸引したら胎盤を取り出します

私の感覚ではするっと取れず「この辺も取って〜」とか言ってたので癒着してたのかな?

銀のパレットにどんと胎盤が置かれたのが見えました

麻酔科の先生に何かを指示して色々されてました

でもライトが動かされて何も見えず…

私は自分に異変が出てきたらすぐに伝えようと思いました

しばらくすると電気メスを使うからとメガネを外されました

その頃には子宮を縫合し始めたので少しホッとしながらも先生方が話してる内容をチェック

どうやら子宮内膜症が酷く、「ここをやるのは怖いなぁ」なんて言いながら処置してくれました

途中で子宮内膜症が酷いからピルを飲んだ方が良いよと勧められて、知ってはいたけどそんなに酷かったんだとびっくり

内膜症の酷さは開腹しないと分からないと教えてくれました

筋膜を縫う頃には先生方にも余裕が出てきて会話が和やかに

「麻酔科の先生が素晴らしい仕事をしてくれたから子宮の収縮具合が凄く良い」とか「出血量が普通の帝王切開より少ないくらい」とか話されてて凄くホッとしました

皮膚を縫う頃には今まで見たこともないおじいちゃん先生が居なくなって、色んなスタッフもいなくなりました

先生方もプライベートな話を始めて
「会話はこんなんだけどちゃんと処置してるからね」
と話しかけてくれて私もリラックス出来ました

ついに縫合が終わって色々外されたり拭かれたり…

レントゲン撮って確認し、無事に手術は終わりました

服を着せてもらってベッドに移動させられて手術室を退出

夫と合流し、デジカメの赤ちゃんの写真を見せてもらった事、男の子だった事、声が大きかった事などをエレベーターの中で話しました

産婦人科に着いたところで夫とは別れ、病室に戻りました



覚えているのはこんな所です

先生方が適切に処置してくれて出血量が少なくてすみ、自己血も戻さずにすみました
(ちなみに1,120mlでした)

本当に何事もなく無事に終わって良かったです

生きてて良かったと思いました






帝王切開の手術がどんな感じだったか覚えている限り記録していきたいと思います

夫と別れた後手術用の帽子を被る

いよいよ手術室へGO!

中はよくテレビで見るような感じでアナログの大きな時計が印象的でした

まずは手術台に腰掛けて服を脱ぎます
(タオルで隠しながらやってくれました)

寝転んだら心電図、サチュレーション、血圧計とかつけた…はず

そしていよいよ一番怖がってた麻酔滝汗

横向いて背中を2度消毒

なんかビニールみたいなのをかけて背骨を確認したらまずは表面の麻酔から

因みお腹側では看護師さんが体を支えてくれて私の表情などを見てくれてます

これが歯医者さんの麻酔みたいな痛さで
刺す時ちくっと痛い!
麻酔入れる時もチクチクチクと痛い!
って感じでしたチーン

注射するときに看護師さんが「痛い!」って言ってくれて少し和んだし、絶えず私の顔を見てたし、私も遠慮なく痛い顔と「痛っ!」って言ってましたニヤニヤ

あと麻酔科の先生が穏やかで話し方がプーさんみたいにゆっくりなのも安心感あったし落ち着けて良かったなぁキラキラ

数ヵ所局所麻酔の痛みに耐えたら背中の胸辺りの高さの骨を確認して硬膜外麻酔の針を刺します

これはぐりぐり押されるけど痛みは全くなくて全然平気ウインク

でも刺しても針が抜けず…何度か繰り返して場所を変えてもダメ…もっと丸くなって何回かチャレンジして漸く針が抜けました滝汗

痛くは無いからリラックスしてたけど、先生が「あれ〜?針が抜けないな〜?」と私に「ごめんなさいね〜」と言いながらも困ってる様子に申し訳なさがMAXアセアセ

この間に色んな産婦人科の先生が集まってきたのですが、明らかに人数が多かったので看護師さんに聞いてみると「いつもの1.5倍います」と笑い泣き

前置胎盤だからね…
癒着胎盤疑いだしハイリスクよね…
先生の人数分手術代取られたりしないよね!?
なんて思ってました滝汗

入った管をテープで固定して、テスト用の液体を注入して違和感あるか確認

そして次はまた表面麻酔でちくっと痛い思いをした後、腰椎麻酔を刺されました

こちらも痛みは全くなく徐々に腰から暖かくなる感じと足が正座してるみたいに痺れてくるのが分かって「おぉ〜!」と感動しましたキラキラ

ビニールとか取って仰向けに戻されたらスタッフがバタバタ来て下準備開始

どんどん足が痺れていって変な感じがしました

前置胎盤の出血に備えてもう一本点滴をする事になりましたが、これもまー入らない笑い泣き

緊張で血管が細くなってたみたいで手足も冷たいまま

先生や看護師さんに「冷たいね〜」と心配されましたニヤニヤ

目隠しもされたけどメガネは外されなかったので頭を動かさずに色々チェック

しばらくして麻酔科の先生が冷たいもので体のあちこちを触り始めます

「冷たい」「冷たくない」「すこーし冷たい」など正直に言っていきました

初めは冷たく感じた場所もしばらくすると冷たくなくてびっくりポーン

最終的に脇の下辺りも冷たくなく感じました

先生方が色々してるのは分かるけど足は痺れてるし感覚は重たい布団をかけられているように鈍かったです

排尿チューブ入れられた事は全く気付かず…

産婦人科の先生が麻酔科の先生に
「先生、大丈夫ですか?」
「大丈夫です〜」
「じゃあ始めましょう」

そして手術は始まりました