さてついに手術が開始しました真顔

でも切られるのは全く分かりません

今何してるのか少しでも知りたくてライトの反射を見てました

たまに息苦しくて咳が出ると麻酔科の先生が
「大丈夫ですか〜」
と声かけてくれて素直に「胸が苦しい感じです」と話すと、どうやら血圧が下がって苦しかったみたい

先生が咳するたびに対処してくれたおかげですぐに息苦しさも無くなりました

切られてるのは分からなくてもお腹を広げられたり内臓を押される感じ(胎動みたい)は分かります

しばらくしたら先生が
「破膜します」
と言ったのでライトを見てみると血と羊水が溢れ出して中から赤ちゃんが出てくるのがよく見えました

その光景に感動しているとでっかい声で赤ちゃんが泣いたので一安心

皆んながおめでとうございますと言ってくれましたキラキラ

「ありがとうございます!どっちですか!?
と聞くと男の子との事デレデレ

やっぱりな〜なんて思いながら泣き声を聞いていると、すぐに顔の横に赤ちゃんを持ってきてくれてデジカメで撮ってくれました

最後に手首にちょんと赤ちゃんを触れさせてくれたので温かさが伝わって嬉しかったですラブラブ

そして「これからだな」と気を引き締めます

液体をある程度吸引したら胎盤を取り出します

私の感覚ではするっと取れず「この辺も取って〜」とか言ってたので癒着してたのかな?

銀のパレットにどんと胎盤が置かれたのが見えました

麻酔科の先生に何かを指示して色々されてました

でもライトが動かされて何も見えず…

私は自分に異変が出てきたらすぐに伝えようと思いました

しばらくすると電気メスを使うからとメガネを外されました

その頃には子宮を縫合し始めたので少しホッとしながらも先生方が話してる内容をチェック

どうやら子宮内膜症が酷く、「ここをやるのは怖いなぁ」なんて言いながら処置してくれました

途中で子宮内膜症が酷いからピルを飲んだ方が良いよと勧められて、知ってはいたけどそんなに酷かったんだとびっくり

内膜症の酷さは開腹しないと分からないと教えてくれました

筋膜を縫う頃には先生方にも余裕が出てきて会話が和やかに

「麻酔科の先生が素晴らしい仕事をしてくれたから子宮の収縮具合が凄く良い」とか「出血量が普通の帝王切開より少ないくらい」とか話されてて凄くホッとしました

皮膚を縫う頃には今まで見たこともないおじいちゃん先生が居なくなって、色んなスタッフもいなくなりました

先生方もプライベートな話を始めて
「会話はこんなんだけどちゃんと処置してるからね」
と話しかけてくれて私もリラックス出来ました

ついに縫合が終わって色々外されたり拭かれたり…

レントゲン撮って確認し、無事に手術は終わりました

服を着せてもらってベッドに移動させられて手術室を退出

夫と合流し、デジカメの赤ちゃんの写真を見せてもらった事、男の子だった事、声が大きかった事などをエレベーターの中で話しました

産婦人科に着いたところで夫とは別れ、病室に戻りました



覚えているのはこんな所です

先生方が適切に処置してくれて出血量が少なくてすみ、自己血も戻さずにすみました
(ちなみに1,120mlでした)

本当に何事もなく無事に終わって良かったです

生きてて良かったと思いました