今日は落款印を彫ります。
落款印とは、書や絵に押す印鑑のことです。
「私が書きました。」というサイン代わりですね。
書道においては、黒一面の作品に朱色が混じることで見た目が引き締まる印象になる…みたいな効果もあります。
作品を書くためには、この落款印が必要となるわけです。
落款印は、オーダーで作ることもできますし、一文字の落款印であれば既製品が売っていたりします。
でも、私は自分で彫る!⤴️
一応、書道を習っている人が自分で落款印を彫るのは、特別に珍しいことでもないようですよ。
書道具店に行くと落款印のキットとかが普通に売ってますからね、そこも含めて書道家の嗜みなんじゃないかなと思っています。
さあ、スタートです!
彫っていて感じたこと。
篆書というと、石に彫っていた時代の文字だから、真っ直ぐな筆跡になっているって言うじゃないですか?
「確かに!」と思う一方で、真っ直ぐ彫るのも難しい。
書道をやっていく上で、こういう経験はしておいたほうが良いですね。
で、彫り終えての一発目の試し押し。
悪くありません。