2016年を振り返って | 京都市左京区でペットロス・ペットの終活までサポートする デイケア型トリミングサロン ファニーテール

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ペット、そして彼らと共に暮らす人が最後まで幸せな時間を過ごせるお手伝いがしたい。そんな想いで運営しているファニーテールです。そんなお店のオーナー(私)の事やお店の事を知ってください。

2016年

私にとっては忘れられない出来事が起こった年。

そしてなかなかに長いトンネルに入ってしまった1年。

トンネルに入り込んでしまった頃に

かさこさんのブログを知り

かさこ塾の存在を知った。

絶対にこの人に会って話を聞くべきと思った。

何も見えない暗いトンネルを手探りで進んでいきながら

それでもかさこさんとの関わりのおかげで

少しずつ自分の本音を感じるようになった。

そしてその気持ちに正直なればいいと教えてもらった。

新しく始めようと思った事もあったし

もう止めようと思った事もあった。

はっきり答えが出ないから

少し距離を置くことにしたものもある。


何かを手放すという事はとても不安がつきまとう。

手放してしまったら自分には何も残らないような気がしていたから。

自分に価値がなくなってしまう気がしていたから。

今もまだそんな気持ちが全く無くなってしまったわけではない。

本当に全部手放してしまったあとの自分がどうなるのか

心細い事だらけで不安で怖すぎて縮みあがってしまう。

そんな感覚がなかなか拭えない。


でも1年かけてトンネルの中を四つん這いで進み続けて

ようやく遠い遠い、まだまだずっと先だけど

小さい小さい点だけど

出口の光が見えてるような気がしてる。

あれはきっとトンネルの出口。

出た先がどんなところか分からない。

不安な気持ちはあるけど

でもその小さい点を目指すぞという気持ちは

しっかり自分に根付いてる。




そして

トンネル真っ只中の時に

父が他界した。

まだ現実が微妙に受け入れきれてない。

でも亡くなった直後のフワフワした現実味のない感覚は

薄れてはきてる。

そして父が最後にいた場所や

父が好きだった場所には

時間が経つほどにだんだん近づけなくなってきている。

意外にも私はファザコンだったのかも・・・と思う時もある。



父が他界したことも

長いトンネルから抜け出す力にはなっていると思う。

父がいなくなった事で

それまで知らずにきていた父の事が

いろいろ分かってきた。

どれだけ私達家族の事を思っていてくれたかとか

心配してくれていたのかとか

親だったら当たり前の事なのかもしれないけど

改めて父の想いと愛情を痛感した。

こんなに心配して想ってくれていた父に

これ以上の心配をさせてはいけない。

安心して見ていてもらえる自分にならなければ。

そう思った。





かさこさんに出会ったこと

父を亡くしたこと

この二つが私にとっての2016年の全てといっても良い。

かさこさんの存在と父の存在

その二つが同時期にあったことで

私は生きているということに気付いた。

真剣に生きるということに気付かされた。

自分の死を意識した時に後悔したくないというのは

もうずいぶん昔から言ってきたことだけど

本当の意味で生々しく「死」を意識する1年になった。

ばかばかしいと思われるかもしれない。

死ぬことばっかり考えてたらほんまに死ぬで!

とか言われるかもしれない。

でも私は子供の頃、母との会話の中で

毎日生きてるのは当たり前と違うねんで。

いろんなラッキーが重なって

私らはたまたま生きてるだけやんねんで!


というような事を言った記憶がある。

母は覚えてないだろうけど(笑)

子供心に

我ながらすごい事言うな

と思ったから未だに覚えてるんだろうと思う(笑)

これぐらい子供の時から漠然とだけど

生きてる事が当たり前じゃない

という意識はもっていた。





私の2016年は「生死」と真剣に向き合うきっかけになった年。

「棺桶に片足突っ込んだ時に後悔したくないから」

今までよく言ってたセリフ。

私から直接聞いた事がある人もいるだろう。

でも今までこれを言ってきた私は

ちょっと世間を知ったつもりになってイキがってる小娘

ぐらいのレベルやったな、と。

今も同じように思っているけど

思ってる場所が違う。

頭で思ってない。

子宮のあるあたりに物凄い力を感じる。

男は頭で考え

女は子宮で考える

という言葉を昔どこかで聞いたけど

それってこういう感覚なんかな。

私の場合、頭で考えてる間はまだ理性が影響する感じ。

世間の目とか?家族の意見とか?

そういうものの影響を受けてしまう。

でも考えてる時に子宮のあたりが暖かくなる感覚の時って

もう誰がなんと言おうと変わらない。

ぐらいのエネルギーを自分で感じる。





父が亡くなった時

とても抽象的?感傷的?なブログを書いたら

直ぐに連絡をくれて集まってくれた友人たち

普段連絡とることは激減してるにもかかわらず

自分の事を気にかけてくれてる人がいる幸せを

しみじみ噛みしめました。

ありがとう。





こんな2016年を経ての私の2017年。

さてさてどんな1年になるのかな。


今年繋がることができた皆さん

本当にありがとうございます。

そしてずっと前から繋がって下さってる皆さん

本当にありがとうございます。

これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

では皆さん良いお年を。













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