先日女性占い師の記事 を書いたところ
カチョーの元同僚であるkokomiyaくん からこんなコメントが♪
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私も似たような経験で「風水占い師」にあたった事があります。
お部屋がどうのじゃなくって、
「窓が片面しかないと邪気がこもる!」
みたいな、何が良いんだか悪いんだか理解に苦しんで案内した記憶があります。。。
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あったあった、今となっては懐かしいですねぇ(笑)
カチョーが思うに、本来風水学を家相に生かすのは
『家相の悪い部分を補うためにはどうするか?』にしたほうが良いと思います。
ところが風水学を参考にしてお部屋を探すお客様のなかには
『いかに家相の良い間取を探すか?』に陥る方が少なからずいらっしゃいました。
以下はカチョーが知っているお話です。
☆ある中堅営業のA社員。
お客様は高齢の女性、ワンルームマンションをご希望です。
お客様『以前は体調が優れなかったんだけど
風水の先生のアドバイスに従ったら体調が良くなったのよ♪』
A社員『それは良かったですね!では今回も?』
お客様『先生に条件を色々と書いていただいたのよ~、ホラ見て!』
お客様が差し出したA4サイズの紙には条件がビッチリと書き込まれています
当然青ざめるA社員(笑)、気を取り直してなんとか候補を数件用意してご案内します。
お客様『う~ん、ココはWCの場所がいまひとつね……
ねぇAさん、コノ向かいの空き部屋はどうなの?』
A社員『向かいはあまりオススメしたくないんですが……
間取はこんな感じです(図面をご覧いただく)』
お客様『あら、ココの間取は完璧ね!』
A社員『え!でも、そのお部屋の窓のスグ前には建物があって
方角は良いのですが、日当たりが無いのでやめた方が……』
お客様『そうなの?でも理想的な間取だわ~見せてちょうだい。』
A社員『そこまで仰るなら……(きっとお部屋を見たら嫌がるだろうな~)』
お客様『あら、いいじゃない!ここにするわ♪』
A社員『ちょ、お客様、真っ暗ですよ、コレはマズイでしょう!』
そのお部屋、数年前に目の前にマンションが建って以来
ず~~~っと入居者が決まらなかった不動産業者的には鬼門部屋(^^ゞ
お部屋は昼間だというのに見事なまでに真っ暗お部屋はジメジメして健康に悪そうです
幸いなのは貸主が丁寧な方で、内装は非常にきれいだったことかな……
結局そのお客様はA社員の忠告と
連帯保証人であるお子さんたちの反対を押し切って契約。
なんだかなぁ……
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もちろん、大半のお客様は立地や広さ、家賃などを重視し
そのうえで風水学を取り入れ、より良いお部屋になるようになさっています。
でも、こんなお客様もいらっしゃるんですよね。
気に入ってくれたから良い…・・・とは言い切れないモノを感じる契約もあったりします。
※このシリーズはあくまでも『与太話』です。