ゲームレビュー3 | miのブログ

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今回はPS作品
「チョコボの不思議なダンジョン」をレビューします。
97年にスクウェアから発売されたダンジョンゲームです。
「風来のシレン」「トルネコの大冒険」のシステムを
継いでいます。

シレンやトルネコは難易度がシビアで有名なのですが、
本作はビギナーやライトユーザー向けの作品として
作られ、前2作と比べると随分と甘い難易度になっています。
具体的には…

・シレン、トルネコでは主人公が負けると
アイテムを全て没収されてレベルも1に戻された。
が、本作は装備品は消えず、レベルも1下がるのみ。
また、後にレベルのみ負けると1に戻る仕様に
することも可能。
・従来はセーブがワンチャンスしかなく、
データを読み込むと消える。が、本作はロードしても
データが消えず、手軽にやり直すことができる。
・移動はターン制だが、戦闘はFFのATB制と
なっていてプレイヤーに非常に有利。ヒット&アウェイの
戦術を行うことにより大体無傷で勝てる。

などです。
その為、前2作のファンからは批判を受けましたが、
本作で初めて触れた人には大変好評でした。

その点を踏まえて長所・短所を挙げます。

長所/評価点
・チョコボやモンスターがデフォルメされていて可愛い。
・PSならではの派手で高クオリティな演出が光る。
・町並みが成長していく。
・FFに由来されたものが多く、
ファンには嬉しい要素がある。
・BGMに良曲が多い。

短所/問題点
・エンディングの概念はなく、
第3ダンジョンには最下層がない。
(ストーリー自体は第2ダンジョンで完結してので、
第3はおまけのようなものとも考えられる)
・がまんのツメが強すぎる。
神竜、オメガも普通に蹴り殺せる。
合成には攻撃用としてはこれが外せない。
・第2ダンジョンでしか手に入らないアイテムがある。
コンプリートを狙う場合注意する必要がある。
・倉庫が満タンになりやすい。
・チョコボが強くなると魔石の存在意義が薄くなる。
補助・回復に使えない魔石は不要と化す。
・スロットが当たらない。
ただし、コイン自体は金で買える。

といった感じです。
余談ですが、本作には「不思議なデータディスク」が
おまけとして同梱されているのですが、
これがFF7、FFT、サガフロ等の最強データが
収録されていました。(早い話、公式チート)
ゼノギアス体験版も入っていた為、これを
目当てに購入した人もいました。
むしろこっちが本編でメインがおまけ、
とみなす人さえいました。