Dampflok Nr.2 -29ページ目

Dampflok Nr.2

(蒸気機関車2号機:ダンプフロック・ヌマー・ツヴァイ)
On30やOn18それにHOn30といったナローゲージ(軽便鉄道)が中心のブログです。

 なんだかんだと言ってもヤッパリ手に入れてしまいました。 グリーン色のグマインダー。 162の記事 の通りです。
 

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MinitrainSといっても小さな企業ですし、この手の商品は次回製造のお約束もないもので、手に入れられる時に手に入れておかなければ永遠に入手出来なくなることも良くある話ですので、思い切っての購入です。
 

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左がMinitrainS、右がオリジナルのEgger-Bahn。 グリーンといっても全然違います。
 
それにしてもDLはいくつか持っているのに未だに木曽のDL達は一両も持ってません。 洋物偏重だな・・・
 


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 長期出張中に自宅に届いていたSteam Tram。 160の記事 に書いていたものが届いていましたので出張から戻った最初の工作はこれにしましょう。
 
イギリスの Tramworks の製品です。 とはいっても、どうも個人でやっているガレージキットのような感じ。 ここのご主人Svenさんはフルネームからするとオランダ系のお名前なので、オランダのトラムをお作りになっているのでしょう。 関連のHPを覗いてみるとどうも本職はイラストレーターのようです。 なのでパッケージの絵もご自身の絵になってます。
 

SteamTram-01
写真の絵はがきはご自身の作品です。
 

SteamTram-02
キットのパッケージデザインも、可愛い絵です。
 

SteamTram-03
中身はこんな感じ、3Dプリントのボディーにベルトドライブのパワーユニットが既にセットされています。 残りは車輛プレートと小玉のウエイト。
 

SteamTram-04
このまんまでも走っちゃう。 キットというよりは、アンデコ。 未塗装・組立てキットですね。
 

SteamTram-05
こんな感じでベルトドライブのパワーユニットが付いてます。
 
この模型のモデルはオランダのBacker & Rueb steam tram。 当初TNHT Type Sanders (1887/8)(5号機)しかありませんでしたが、最近改良を加えたTNHT Modified type Sanders (1894)(7号機)も発売されています。 因に私が手に入れたのは5号機。 気に入ったら7号機も手に入れようかな・・・

塗装だけで完成するんだけど、細かそうなので筆入れにビビります。
 
因にHPは下記の所。 興味がある方はどうぞ。
 
TRAMWORKS
でも本職はこちらのイラスト作品のようです。
SVENCENTRAL
 


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 東京都内で軌道線として都電荒川線とともに残っている東急世田谷線(旧玉電)。 

 台風一過となった今日は秋晴れで家族はそれぞれ用事で出かけてしまい、残されたお父さんは天気が良いのに模型を触る気もなく一人お出かけ。 近場の東急世田谷線の各駅で降りてみようという暇人の酔狂な考えです。
 
 街歩きのエッセイスト泉麻人さんの「東京ふつうの喫茶店」じゃないけれど、世田谷線沿いをブラブラしようとの魂胆。 まあ模型作りの取材ともいいますが。
 
 それにしても世田谷線に最後に乗ったのはいつのことやら、30年以上、新玉川線から田園都市線に名前が変わっても三軒茶屋を通っていたのに、常に地下を通過するだけ。 地上に出たのは数えるほど。 世田谷の親戚の家に行くのは車だし、世田谷線の記憶は緑色のデハ◯◯形の頃かな?
 
 都内の色んな所に行っているとは言っても、目的地の駅周辺ぐらいしか知らないんだよな・・・ 点と線ではなくて、点しか知らないな・・・。 もっと街歩きをしないと勿体ないような気がしてきた。
 
 さて、気分を変えて田園都市線の三軒茶屋駅を降りて、世田谷線に向かいます。 切符はPASMOを使わずに一日フリー切符(世田谷散策きっぷ 320円)を購入して節約。
 

世田谷線-01
 
【三軒茶屋駅】
 ビックリした。 確か田園都市線の三軒茶屋駅から少し歩いた所にこ汚い(失礼、風情のある)世田谷線の駅があったはずなのに、26階建てのキャロットタワーなんてオシャレなビルに駅舎が併設されている。 このビル平成8年の建築らしいから、私は何時から来ていないんだ・・・。
 

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オッサレーな駅舎。 左が入り口、右が出口。
 

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線路1本の櫛形ホーム(江ノ電藤沢駅と一緒)に入線しているのは300系の308編成(サンシャインレッド色)。 世田谷線は全部300系(デハ300A形/300B形)の10編成で全て色違い。 専用軌道を走行しているので路面電車ではないけれどバリアフリーになっていて健常者も乗り易い車輛です。
 
【西太子堂駅】
三軒茶屋駅からなんと1分で到着します。 世田谷線の各駅間は1km未満になっているらしいが、それにしても三軒茶屋と西太子堂間はえらく短い。 三軒茶屋駅を移設して近くなったらしいが。

世田谷線-06
起点・終点の三軒茶屋駅と下高井戸駅以外はぜーんぶ、この複線の相対式ホーム。
 

世田谷線-06
309編成(バーントオレンジ色)。
 
【若林駅】
環状七号線の横にある若林駅。
 

世田谷線-06
 

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303編成(クラシックブルー色)。
 

世田谷線-08
ここでの見所は若林踏切。
 

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遮断機も警報機もない第4種踏切です。

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環状七号線の通行量があまりに多いので交差点と同じく電車を信号待ちさせるようになったそうですが、自転車も自動車も一旦停止せずに悠々と走り抜けて行きます。
 
【松蔭神社前駅】
世田谷区役所への最寄り駅。
 

世田谷線-11
 

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302編成(モーニングブルー色)。
 

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ちょうどこの日は第21回萩・世田谷幕維新祭りで観光客が多かったですね。 何故か神輿もあったけど。
 
【世田谷駅】
世田谷駅というのが存在する、ということです。
 

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駅前の道の拡幅工事の影響で世田谷駅も工事中になってます。
 

世田谷線-15
世田谷駅前の踏切から次の駅、上町駅が遠望できます。
 

世田谷線-16
踏切横に敷いてあったレール。 50tレールでJFE製。
 
【上町駅】
敷地の関係だろうけど上り線(世田谷行き)と下り線(下高井戸行き)は相対してなくて千鳥になっています。
 

世田谷線-18
こちら下り線のホーム。
 

世田谷線-19
そしてこちらは上り線ホーム。
  
この駅での見所の雪が谷検車区。

世田谷線-20
踏切からコンデジのデジタルズームで撮っているので見難いですね。 3編成ほどお休みしているのかな?
 

世田谷線-21
検車区にはなかなか近づけませんが、唯一裏のTimesの駐車場のみ目隠しがなくて間近で電車を見る事が出来ます。
 

世田谷線-00
 こんな感じ。 編成は305(チェリーレッド色)。

もう一つの鉄道施設がコレ。
 

世田谷線-22
上町変電所。
 

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世田谷の住宅地の景観を考慮したのでしょうか。 無骨な変電設備ではなくてなんだか住宅っぽい佇まいです。
 

 さて、三軒茶屋から西に進んできた世田谷線はここ上町駅で90度カーブして北に進みます。

【宮の坂駅】
豪徳寺への最寄り駅。
 

世田谷線-24
 

世田谷線-25
310編成(ターコイズグリーン色)。
 
この駅の真横の宮の坂区民会館の敷地に元江ノ電601号(大元は世田谷線デハ80形の87号)が静態保存されています。

世田谷線-26
ね。 ホームからそのまま。
 

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皆さんシートに腰掛けてお休みしています。
 
【山下駅】
小田急の豪徳寺駅との乗換駅になります。
 

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左が世田谷線の山下駅。 右の踏切の向こうの高架が小田急の豪徳寺駅。
 
ここまで駆け足でやってきたので、豪徳寺駅のサンマルクカフェで好物の生シューセットを頼んで一休み。
 
人心地付いたので次の駅に向かいます。
 
【松原駅】
世田谷の中でも高級住宅地です。
 

世田谷線-30
 

世田谷線-31
どの駅も同じような佇まい。 もうちょっと個性的だと面白いんだけどな・・・
 
【下高井戸駅】
終点の下高井戸駅。 京王線の下高井戸駅との乗換駅です。
 

世田谷線-32
駅の西側ですので左の踏切の線路は京王線のもの。 世田谷線の線路は中央の奥で終わっています。
 

世田谷線-33
こういう感じで三軒茶屋駅と同じ、線路1本の櫛形ホーム。
 

世田谷線-34
こちらは駅の東側。 急カーブをゆっくり電車は進みます。
 
さーて、これで全駅下車完了。
  
路線総延長わずか5.0 kmに都合10駅、それに電車は路面電車のごとく頻繁に来ますから途中下車しながら走破してブラブラしても1時間半ぐらいの行程でした。
  
起点から終点まで、まるでスタンプラリーみたいな行動でしたが、時間が余ったので三軒茶屋までの帰りに幕末維新祭りを見て行くことにしましょう。



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 台風27号は関東から離れて少し青空がのぞく中、工作は一応終了。

TB Models: On18 Steeplecab diesel from Shapeways

凸型DL-51
↑ Before: 3Dプリント 軽いです。
 

凸型DL-52
↑ After: ちょっと見た目 重たそうになりました。
 

凸型DL-53
↑ 前面。
 

凸型DL-54
↑ 進行方向右側。 国鉄でいうところの非正規側。
 

凸型DL-55
↑ 後面。 
 

凸型DL-56
↑ 進行方向左側。 正規側。
 
3Dの積層痕は目立たなくはなったけど、よーく見ると残ってますね。
 

凸型DL-57
お人形さんはArttista Accessoriesの#1405(Woodland Scenicsに比べてシリアスで好きなんだけど、日本で取り扱っているお店が無いのが辛いところ)。
 
R.G.R.のガソリン機関車に雰囲気だけでも似せようと(パクリ?インスパイア?)したディーゼル機関車ですが、本家の域には達しないけど少しは近づいたかな。 更に修行の日々です。


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 車輛の窓にはエコーモデル製とかの透明アクリル板を使うことが多いと思います(まあ、顕微鏡なんかで使用するスライドガラスを使われている方もいらっしゃいますが)。
 
 この時に使う接着剤は瞬間接着剤の他、アクリル専用接着剤のアクリサンデーとかがメジャー。

ガラスペン1
 
 ただ、このアクリル専用接着剤、液体のコントロールが難しいです。 液体ですので注射針とかを使ってポイントに置こうとしても、液体がサラサラ過ぎて注射針の針の中で保持し難い、つまり、吸ってもスルッと出てしまいます。 しかたがないので爪楊枝とか手を替え品を替え試しても良い道具がないまま過ごしてきました。

 
 そういう中で凸型DLの工作をしていていよいよ窓入れという段階になって、何か他によい道具はないかと、『ようは毛細管現象で吸って出せば良いんだよな・・・』、と部屋の中を見渡していたら。

 あるじゃないですがコレコレ。 ガラスペン。
 
 そうだよコレ。 ちょっと実験してみよう。
 
 おー! なかなかGood!
 

ガラスペン2
 
 万年筆趣味なもんで、ガラスペンもいくつか持っていて、これはその中で一番安いものを使いました。 台東区入谷にある
佐藤工業所製の竹軸ガラスペン。 昔は竹軸のガラスペンは普通に文房具屋にありましたが、最近は作っているところが本当に珍しくなりました。

 
 このガラスペンを使うと、あのサラサラな液体をスッと吸ってくれて、そのままホールド、ペン先をパーツに当てると、サーと液体が流れて行って、気持ちいい事この上なし。 勿論、高いガラスペンでも機能は一緒。  

 それにしても灯台下暗しだったな・・・ と一人で悦に入っています。

 


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