千葉 着08:49
<昼食>
発12:41 JR外房線
<犬吠埼灯台見学>
「青春18きっぷ」の旅ですが朝の満員電車だと疲れるので、内房線の五井駅まではスイカのグリーンを利用して移動。
まるごとJR五井駅の中にある小湊鉄道の五井駅。 つまりJRの五井駅内に入らないと小湊鉄道(含む券売機)にアクセスできない構造になっています。
ということで千葉方面からJRできた客はJRの改札を出ずに小湊鉄道の乗車券販売所+改札に進むことになりますが、車庫の写真を撮るために一旦JRの改札を出てみました。
おお! 良く写真で見かける光景です。
さて、乗り場に行きましょう。
乗車券の券売機は立ち食い蕎麦屋にある券売機と同じようなもの。
私は小湊鉄道・いすみ鉄道連続乗車の「房総横断記念乗車券」を改札のおばちゃんから購入。
年代物のキハ201。 今や珍しいDMH17Cディーゼルエンジン搭載車。 この手のディーゼルカーには子供の頃何回も乗っているので懐かしい。 でも臭いがしない。 床がリノリウム。 昔は板張りにワックッスがけで油臭かった思い出があるが・・・
窓も開閉できるし。 これだよね。 最近見なくなったな・・・
それにしてもこの小湊鉄道、よく揺れる。 直線なのに横揺れ(どちらかというとローリングと云った方が近い表現だが)が烈しい。 保線状態が良くないのじゃないのかな? 車両も年代物なのか知らないけれどサスペンション(とはいわないか台車のバネか)が硬くゴツゴツした乗り心地。 快適という訳にはいかないな。 現代日本によくある田園地帯なのに都市計画なく無造作に住宅や建物が点在する中、それでも時折奇麗な表情を見せる房総半島を汽車(昔は何でも汽車と呼んでいた)は割と早く走り抜けていきます。
終点の上総中野(かずさなかの)駅。 いすみ鉄道との乗り換え駅。
いすみ鉄道のレールバスが待ってます。 乗り換え時間が短いので小湊鉄道の女性の車掌さんが早く降りるように急かせてくれます。
ムーミンのキャラクターで売っている「いすみ鉄道」。コーポレートカラーは黄色。
観光客が多いというか90%ぐらいは観光客。 車内の写真を撮るのが憚られたので写真なし。 内装品は窓や扉それにエアコン吹き出し口なんかはバスの部品が利用されています。 バネ(サスペンション)が柔らかいのか小湊鉄道より幾分乗り心地は良い印象。
何となく単調な線でしたので途中眠ってしまいました。 気がついたら終点の大原。
大原駅。写真の塗りつぶし部分には夏休みなので多数の乗客が隠れています。
写真をのんびり撮っていたら、うかつにも次の電車をミスった! 4分の待ち合わせで1143時発の電車を利用して銚子方面に行こうと思っていたのに!
しょうがないので一旦昼食タイムと致します。
1時間ほどの休憩の後、乗り鉄再開。1241時発の上りの外房線に乗車。
ところで、途中、成東駅で東金線から総武本線に乗り換える所、「乗り換え案内」で検索するとうまく接続できませんが、実際は東金線13:40時着の電車で総武本線13:41時発の電車に接続できます。 島式ホームの対面に総武本線の電車が待ってくれていました。 良かった。
1436時、ようやくJR銚子駅に到着。 銚子電鉄のホームというか駅そのものはJRのホームの先端にあるので、JRの改札を出ることなく進みます。
ホームの先端にある銚子電鉄の銚子駅からJRのホーム側を見た写真。
元京王2010系電車。銚子電鉄2001。 厳しい経営状態の銚子電鉄なのでメンテ状態はきわめて悪いです。 ペンキが剥げているし汚れもひどい。 どこかの貧乏国の鉄道を見ているようで可哀想な感じです。 職員は一生懸命なのだけど、どうしても6.4kmの盲腸線だと最終盤の軽便鉄道の状況と被る部分があります。
車庫のある仲ノ町駅を通過します。 マスコットの「デキ3」がいます。
あっという間に終点の外川(とかわ)駅。 ジオコレの駅Aのモデルですね。
駅舎の中はこんなです。 張り紙だけの中に。 切符を買う窓口があります。 うーん、お金があればもうチョット雰囲気よく奇麗にもできるんだろうけど。 張り紙なくして木部を磨いてニスを塗って・・・と考えてしまいます。
外川駅の海側エンドにはデハ801が朽ち果て間近という感じで展示されています。 何とかならんものでしょうかね。 こんな状態でさらし者にしているのは不憫に思えます。
さて、10分停車の外川駅で慌ただしく過ごした後は直ぐに折り返し銚子方面に戻りますが、次の犬吠で一旦下車しました。
コンクリートの駅舎。
歩いて7~8分で犬吠埼灯台があるというので見学に行った後、この犬吠駅でお土産を買ってこの旅行の目的は全て終了。

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