こんにちは。
永嶋泰子です。
夫婦のことに向きあうことで
見えてくることがある。
一番大切にしなければ
ならないのに忘れがちなこと。
これを忘れると、
相手に振り回される生き方
になるのです。
過去の記事
02 やさしかった夫が、モラハラに豹変した日。
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※この物語はご相談いただいた内容を
参考に創作したものです。
「K子さん、
私が適応障害を克服するときに
したことってなんだと思う?」
K子さんに質問してみました。
「えっ・・・、な、なんでしょう・・・。」
と、うろたえながら
「事実を受けとめたこと?」
と答えました。
「半分だけ、正解。」
「あと、半分は??」
K子さんは不思議な顔をしています。
「私も、K子さんと同じように
一緒にくらす
イメージがなくなっていたの。
”なんで浮かばないのーー!?”
って自分に問いかけた。
それこそ、何度も何度も。
当時のノート。
”やっと、家族らしくなった”
って思っていたんだもの。
夫と子どもの3人の生活を
手に入れるまでに
流産も経験したし、
子どもも亡くしたわ。
人一倍、
大変な思いをしたからこそ、
私は家族を大切にしたかった。
だけど、
”家族が一緒にくらす
イメージがわかない”という
事実を受けとめてなかった、
ずっと・・・ずっと。
適応障害になってね、
はじめて
”私が大切にしたいことって
なんだろう?”
って見直したの。
そして、
気づいたしまったのよ。
大切なことを忘れてたの・・・・」
「大切なこと!?」
K子さんは目を見開きました。
「ええ、とてもね。
それを忘れたから、
夫に振り回される人生だった
と気づいたの。」