記者会見
都心の某ホテルに立てこもった銀行強盗を捕まえ、警察に突き出したスーパーフカキョン。
彼女の存在は謎に満ちていた。折りしも、スーパーフカキョンが警察に銀行強盗一味を突き出したとの情報が入ると、マスコミは警察に殺到した。スーパーフカキョンが刑事課の部屋から出てくると、一斉にフラッシュの嵐がおき、あっという間にマスコミが彼女を取り囲んだ。
「すごい、きれいだ…」
「なんて、たくましいんだ…」
スーパーフカキョンの美しさと、それに不釣合いなほど大きく力強い身体に歓声とため息がもれていた。
やがて彼女にマイクが向けられ、インタビューが始まった。
記者A:強盗一味を捕獲したときはどういう状況でしたか?
スーパーフカキョン:それは、後ほど警察から発表があるので、私からは言えません。
記者B:あなたのプロフィールを教えていただけませんか?
スーパーフカキョン:いま、みなさんに言えるのは、私は地球の平和のために戦っているということだけです。
記者B:では、スーパーマンのように超高層ビルを飛び越えたり、なんでも透視できたりできるんですか?
スーパーフカキョン:スーパーマン?あ、叔父のことですね。私は叔父と同じ星で生まれ育ったので、同じようなことはできますよ。空を飛んだり、透視もできます。
記者B:それでは、鉄棒を曲げたりもですか?
スーパーフカキョン:(ちょっとはにかみながら)ええ、鉄棒を曲げたり、トラックや戦車を投げ飛ばすこともできます。
記者C:あなたの正体はタレントの深澤恭子さんだという噂が流れていますが…
スーパーフカキョン:それは違います。彼女の身長は164cmでしたよね?私の身長は184cmあるんです。それに彼女はもっとスタイルがいいですよ。…すみません。きょうはこれで失礼します。
スーパーフカキョンはそういうと記者たちをかきわけ、警察を出て行った。警察を出たスーパーフカキョンは周りに誰もいないのを確かめると、通りを挟んだ向かい側のビルに駆け込んだ。ビルの裏口にはアイドル深澤恭子のマネージャーが車を止めて待機していた。そこへビルの裏口から恭子が駆け出してきた。
恭子:マネージャー。すみませんでした。
マネージャー:もう、だいじょうぶよ。でも、スーパーガールに変身をするアイドルも大変ね。
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