「高校の頃に大好きだった人に告白出来なかった…!また思い出しちゃったよ…。。

あぁ、あんなに好きだったのに、私ってなんて意気地無しでダメなやつなんだろ…。

あの時に告白してたら、どんな未来が待ってたんだろう…。ショボーン




「看護師になりたかったのに、親の反対があってなれなかった…。

もっと強く「私は看護師になりたい!」って言えば良かった…。

はぁ、もしあの時に看護師になってたら、充実した生活送れたかもしれないのに…。ガーン





「あぁー、もう!!こんな後悔だらけの人生はイヤ!もう、どうしたら良いのよ!!





こうした形で、後悔のスパイラルから抜け出せなくなることってありますよね。。ショボーン


私自身、学生時代のいじめをきっかけに6年間保健室登校を経験し、華のある時期の大半をベッドで泣いて過ごしたので、こうした後悔はかなり多くありました。。えーんハートブレイク

泣いても何も変わらないと分かっていても、後悔しても時間は巻き戻らないと分かっていても、気が付いたら考えてしまう。。

そんな期間がとても辛かったです。。


気が付いたら、幸せな記憶より辛い記憶が多くなっていて…

就職して、前向きに生きようとしても、辛い記憶ばかり思い出し、「私なんか何やってもダメだ…」とネガティブな思考がぐるぐると回り続ける日々…

(実はこの頃の話と別記事「奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業のレビュー」で話しているエピソードと同時期です)





しかし、最近、とある漫画を読んで、

考え方が180度変わりましたびっくりハート

強い後悔から脱出して、前向きに考えられる考え方を遂に発見したんです!!おねがいハート



とっっても感銘を受けたので、今回はその本をご紹介しますキラキラ





 不安を力に変える ゆるっと哲学/ただっち の読書レビュー



 

 

 


内容詳細…

この本では歴史上の哲学者の考えから、現代人が持つ様々な不安の正体を紐解き、上手に付き合っていく方法を提案しています。


実は、いつの時代も「人間が抱く不安の本質」は変わりません。

その為、現在も世界中の多くの人が、自らの心のあり方・不安との付き合い方を歴史上の哲学者から学んでいるのです。





今回はこの本から、特に心に刺さった所をご紹介します✍️✨




 私が個人的にめちゃくちゃ心に刺さったのが、現代思想にも多大な影響を与えた哲学者フードリッヒ・ニーチェ

「永劫回帰(えいごうかいき)」という考え方でしたキラキラ







まず、ニーチェは、「人の生を支えるありとあらゆる価値が一切なくなること」を「ニヒリズム」と呼びました📖


ニーチェによると、すでに歴史には「ニヒリズム」が浸透しているそうです。

確かに、現代の私たちにとって、一生すがりつくことができるような「絶対的なもの」は、もはや存在しないように見えます🤔


大昔の人は天災や疫病などがあると、

「おぉ!神よ!ご慈悲を!」と神に祈りを捧げてすがりついていましたし、本当に神が自分達を救ってくれると信じていました⛪️


しかし、現代ではそうではないですよね。

「どう頑張っても起きるときは起きてしまうもの」と考える方が多いのではないしょうか。


病気も起きた時は病院に行き、薬を貰い、医学の力を頼りますよね

神様頼みすることはあっても、あくまで頼るのは医学の力なんです🏥

と、いうことはもはや現代人は、もはや宗教にはすがらなくなっているのです🤔







有名なニーチェの「神が死んだ」という言葉は、人の生に根拠を与えていた「宗教や道徳などはもはや、存在しない」ということを、強く指摘する言葉です。


「宗教」や「道徳」という言葉は存在するけれど、実際に機能はしていない、としたのですね。










そして、この「ニヒリズム」が極限まで行ったところに現れるのが、「永劫回帰」という世界像なんです。



「永劫回帰」は、「あらゆる出来事が同じ順番で、永遠に繰り返し起こるような世界像」のことを指します。

例えるなら、同じCDをずっとリピート再生するようなものです。



この世界では、過去や未来、前世や来世がなく、時間が永遠に円を描くように、無限に回り続けるのです。





「永劫回帰」を、私たちの人生で考えれば、どうなるでしょう?


この中では、私たちの人生も何度も繰り返されます。

そう考えると、いまの私たちの人生はもはや、何回目の人生なのかもわかりませんもやもや


つまり、「嬉しいことも辛いことも含めて、私たちの人生はすでに決まっており、それを無限に繰り返す」ことになるのです♾️


このように、「同じ人生を永遠に歩むことになる」のであれば、あらゆることが無意味に感じられるでしょう。

だからこそ、「永劫回帰」を「ニヒリズムの究極形」としたのです。






それでも自分の人生を肯定する





「永劫回帰」では、後悔しようが何をしようが無駄です。

私たちを救ってくれる「あの世」や「来世」もないのです。


しかし、ニーチェは、それでも、

「『勇気』を持って、この『永劫回帰』を、強く肯定することが大事だ」と言います。



つまり、

何度同じ人生を歩もうが、その人生を「もう一度歩んでも良い」と思えるよう生きることが重要だと主張したのです。



そして、

自分の人生を肯定できるようになることで、私たちは、人間の弱さを克服し、最も健康で最も強い人間である超人になるのだとニーチェは考えました。










ニーチェの考え方、少し難しいですよね😅

でも、この考え方、とても心救われると思いませんか?キラキラキラキラ



永劫回帰では人生で後悔しようと何をしようと何度もループするのだから無駄だ、と一見冷たく言ってるように思えます。



しかし、最後に

だからこそ

「この先何度同じこの人生を歩んでも、もう一度この人生を生きよう」と思える位にポジティブに生きましょう』


「人は自分の人生を肯定することで最も健康的で強くなれるのです」

と伝えてくれているんですキラキラキラキラ



私はこの考え方にとても心打たれ、何度も何度もこの漫画を読んで、考え方を徹底的に頭に叩き込みました📖💥



自分の後悔ばかりのネガティブな考え方を変えて、

『勇気を持って』自分の人生を肯定しよう。

青春時代を無駄にした過去はどうにも変えられないけれど、未来は今からでも変えられる。

そう思い、何度も何度も読み返し、自分の決意を何度も心に刻み、今も愛読書として常に持ち歩いています



注意ちなみに、この考え方を覚えて、実際に自分の考え方を変えるまで2~3ヶ月かかりましたニコニコ


人間って簡単に考え方変えれない生き物です滝汗どうしても自分が楽な方に流れやすいのでキョロキョロ

特にトラブルが起きた時は、一瞬で以前のネガティブ思考に逆戻りします滝汗

私も何回逆戻りしたか。。笑




一度読むだけでは自分の人生に対する考え方は変えられないので、

繰り返し読み、自分の人生に対する考え方そのものを修正することが大切ですおねがいキラキラ




そして、この方法の最大のメリットは、

費用は本代しかかからないことですびっくりキラキラめっちゃ経済的笑い泣きラブラブ


ぜひ、同じ様に悩んでいる方、この方法をお試し下さいウインクキラキラ





この他にも「周りと比べてしまって不安」など、現代の私たちがよく悩むであろうことに哲学を使って解決策を示してくれています。


作者のただっちさんは、現役の東大生であり、哲学を専門にした院生の為、哲学に普段触れない人でも理解できるようにかなり分かりやすく考え方を書いてくれていますおねがいハート

負のループから抜け出したい方、哲学に興味がある方はぜひ読んでみて下さいキラキラキラキラ



 

 





かまってちゃんから抜け出せないことにも悩んでいる方はこちらの記事もどうぞキラキラ下矢印

 








「奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業のレビュー」ってどんな記事?と思った方はこちらをどうぞ✨↓

 














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