今回は前blog①からの続きで⏫


介護の仕事を始めた編です




初めての就職先が老人保健施設で

排泄支援や入浴支援、食事支援等抵抗もなく、

育ってきた環境も

4世代家族であったので

特に仕事に対しての違和感もなく

毎日が違って

毎日違う支援内容で

毎日同じ仕事量をこなす

職種は向いていないので

楽しい仕事であると思いましたひらめき

 


よく、『大変な仕事ですね💦』

と、言われますが、

仕事内容や支援も苦に感じたことはなく、



どうやって

おじいさんおばあさん楽しませようとか

どうやって笑わせようとか

そんなことばかり考えて

仕事をしていたように思います

そのおもいは今でも変わっていません飛び出すハート



介護のお仕事は

高齢者を支える仕事のように

世間にはうつっていますが

わたくし的には

お一人お一人の歴史や知恵を

教えていただく有難い仕事です




今も昔も変わらないことは沢山ありますし、

先人の知恵の素晴らしさを肌で感じると、

お手伝いしているというより、させて頂いて

いるのほうが正しいように思います。

 


高齢者をお手伝いすることは

私にとって喜びなのです。

 



日々仕事を続けていく中で

疑問がわいてくるようになりました。



定時にご飯、

定時にトイレ、おむつ交換、

定時に歯磨き、定時に寝る…

何かおかしくないかな??

 


大人数の支援をするので

業務を的確にこなさないといけないので

仕方のないことなのですが

人がモノになる瞬間がそこにはあったのです

 


食べたいときにご飯を食べて、

トイレはできるだけ自分のタイミング、

眠りたくなったら眠る…

晴れた時には外に出てお日様を感じる

 

この人間本来の

自然のリズムにあわせるのが

本当は普通にならなくてはいけないのではないか?

と疑問をかんじていました。


 


そんな当たり前のことが

当たり前ではない世界がそこにはあり、

この理想を叶えてくれる施設を探しましたが、

当時は(20年程前)

介護保険サービスが導入されたばかりで

高齢者福祉施設をお金儲けの手段として

異業種の参入が始まった頃で、

外観重視の施設が勢いを増して

増え始めた時代で大型の施設建設ラッシュでした

 


私の考えを

実際に実現できそうな施設はなかった

この頃から

いつか自分の理想の施設を建てる

と夢を持ち

そして、その夢を持ち続けていました

 




そして念願かなって

そのチャンスはやってきたのです

 


子育て真っ只中の

2012年9月12日

株式会社grand・jete(グラン・ジュテ)設立

 


株式会社なのでカッコよく感じちゃいますが

介護の仕事を設立するうえで

法人格が必要であったから設立したというのが

ホントのところWW

 



【株式】がどういう仕組みであるのか?

今でもよくわからない

けれども必要である

ただそれが目的でありました




ココから起業がはじまり

どんな困難も諦めずに乗り越えるという

学生時代のスポ根を糧に

わたくしの軌跡がはじまったのです

 

 

ここでは軽く書きますが

起業するまでにも

数えきれない程の困難出現

・貯蓄したいたはずのお金がない

・銀行は融資を相談しに行ったが門残払い

・融資直前でのトラブル

等々…


神様)それでも起業したいのか!!

めぐみ)やります!!



の繰り返しだったように思います

 


しかし

私の強運といいますか

私の諦めない根性と熱量といいますか

 


ピンチのたびに奇跡がおこり

助けてくれる人が現れ

何とか乗り越え会社を設立

 



名前の通り

わたくしはヒトにめぐまれていて

運にもめぐまれている

ラッキーなめぐみなのです愛

 


 

とは言っても

普通の主婦が

銀行から〇〇〇〇万円のお金を借りる

借用書に印鑑を押すとき

腹をくくった感覚を今でも鮮明に覚えていて

こういう時の潔さは

持って生まれたものに違いない

今でもそう信じています。

 

 


2013年3月1日

デイサービスえん樹

オープン

 


夢叶う

そして今もなお

夢物語の続きを描いているという

とても素晴らしい体験が継続しているわけです







デイサービスえん樹の「えん」には

オモイを込めています

 

縁:人と人との繋がりめぐりあわせをたいせつにし

宴:旬のおいしい料理を食べながら楽しい時間を

円:みんなで円くなって和気藹々と

園:えん樹で過ごしていただくために

援:スタッフ全員で支援していく

 

 

あれから10年

今も色褪せることなく

私の介護への情熱は失われてはいなません。

 




 つづく……














おしまい