御岳ボルダー見学記・その1 | 本橋ユウコの部屋

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ども!なんか先日もジム関係でブログ書いたばっかり?ですが、またまた更新ですよ!
今回は東京都(…ですよ?!真顔)青梅市にある御岳ボルダーを見学してきました~!!実は連載当初からずっと一度は行きたかったんですよね!(奮)

というのも、ちょうど漫画の第一部がめでたく終わって、第二部が始まる前の準備期間のほんの隙間…このタイミングで取材とかに行かなかったら、また当分の間どっぷり原稿作業でろくに外にも出られなくなる!(汗)という危機感から、一念発起して行って参りました!!

いやあ…何度か人に「クライミング漫画描いてるんだから、人工壁ばかりじゃなくて、やっぱり『外岩』も見とかないとねー!」みたいに熱く語られまして。。う、うん、オイラも行きたいです!ってこの日の運びになりました。
心配してたお天気はなんとかもちましたね!(しかし奥多摩はウチの辺りからだと本当に遠いな!爆)

ちなみに「外岩(そといわ)」というのは、ジムとかコンペとかの屋内や人工壁ではなくて、ボルダー(岩)を含め自然の中で岩や壁を登ることを言います。

最近すっかり流行で「(インドア人工壁の)ボルダリング=クライミング」と思われちゃってる?フシもありますが、本来のボルダリングの意味は「(だいたい5m以下位の)岩=ボルダーをロープ等を使わずに身体一つで登る」というもので。
もっと壁の高さがあったり、確保器具とロープを使用する場合はリード・クライミングになりますかね~。
(あ、単純に「全く確保なしで登る」のはフリーソロといって、1000mの大岩壁でもフリーソロはフリーソロですお)


さて、本編に入りましょう。「御岳ボルダー」は御岳渓谷にありますよ、ということではるばる
電車で片道三時間掛けてやってまいりました!奥多摩行きとか乗るの学生以来だ!
(※八王子の大学だったので当時は毎日このくらいの時間かけて通学してました…汗)

御嶽駅正面。思ってたよりずっと開けててこぎれいな印象で、
歴史のある観光地ってことかな~。

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駅前すぐの大きな橋を渡って行くと…うおお!見渡す限りの岩じゃあああ!(奮)

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コンビニ脇の細道から渓谷に降りて、また別の橋の上から。
あちこちにこういう感じのグループが…学生さんかな?楽しそう~!

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同じく橋の上から遠景。実はこの辺の岩、後回しにしてたら
遅くなっちゃって、結局近くまで見に行く暇なかったんですよね~(惜)

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あっ、あんなところにも人が…!(驚)
クライマー…ですよね?地底人とかじゃなく?!(おい)

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ボルダーエリアは御岳渓谷沿いに数キロに渡って点在する大岩で構成され、
名前の付いてる課題の岩以外にも、こういうのがゴロンゴロンと。

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河沿いはこんな感じで開けていて、明るくて気持ちがいいですな♪
しかし、本当に岩ばっかりなんじゃあ~!血が騒ぐ!(奮)

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こんな雰囲気ある岩だけど、下地が悪いので登られてなさそう?
ファンタジー脳としては何か住んでそうとか…なんかこう、小さいものが。。(ワクワク)

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ここは管理が東京都なんですかね?かなり行き届いた整備がされた遊歩道。
周囲には玉堂美術館もあったり、都心からのアクセスもいいしで、ここだけで一日遊べるのう~(羨)

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これは最初に半分くらい渡った大きい橋かな?
当たり前のように水はすごく綺麗でしたね。水量も豊富だし。

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ボルダーエリア探索中、最初に声掛けて写真撮らせて頂いた方々!
どうも有り難うございました!!(拝)

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外ではジムと違ってマットが無いので、こうやって
自前で持ち込んだクラッシュパッドを敷きます。ボルダラーの目印?

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この日最初だったので、興奮して連続写真風に撮らせて頂いた!(奮)

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お礼を言って先へ進むと、またいい感じの岩に集まってる人々が。
おおっ!外国の方もいらっしゃるんですか!
(この方は超日本語がお上手で、親切に道を教えて頂きました…汗)

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よく知られた岩には大抵名前が付いてるんですが、これは「デラシネボルダー」かな…?
(ガイドブック片手だったんですがもし違ってたらごめんなさい。。)

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有名なのは、もっと手前にあったやつで、これじゃないけど「とけたソフトクリーム」岩とか。
あと、外岩ではルートにもそれぞれに面白い名前がついてたりしますよ~!

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げっ、これ横から見たら角度凄いな…!(驚)

さらに先へ進みます。とりあえずエリアのはじっこを目指して。
それにしてもここの遊歩道は気持ちいいな~♪

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あっ、でもこのへんはいいけど、油断してると途中に「おいおい、
プチ登山かよ!」というような細くて急な箇所もあったりするのでご注意を。。
まあでも全体に整備は行き届いてて一人でも恐くないです。

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水量が豊かなこの辺では、釣り人やカヌー客も多かったですね。
なんとも見事なアウトドア・レジャー集積地や!

これがエリアはじっこ?の、「中州ボルダー」…たぶん(汗)

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うおお!ワシはこういう橋みたいのに弱いんじゃ…!(奮)
見たら渡らずにはおれんのじゃ!!(冒険脳)

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なかなか立派な佇まいの岩ですな~。

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もう帰り支度してたけど、お話したらわざわざまた
シューズ履いて登る姿勢で撮らせてくれました!感謝!(伏)
あとウチの漫画のこと知ってるって言われた!!有り難や…!(奮)

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山道っぽい林の中で見落としてたので
少し戻って、このエリアで二番人気の「デッドエンド」へ。
うわあ!でかいな~!

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近づくと、上の方かぶってる(前傾している)よ!

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チョークの跡から、大勢の人が挑戦してるのが分かります。
あ、登り終わったらチョークはきちんとブラシで落として帰るのがのマナーなんですよ。

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この一つの面だけで様々な難易度のルートが7本あるそうです。へえ!
壁をじーっと見て、何本くらいわかるかな?

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ちょっとだけ連続写真風。難しそうだな~!

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もう午後も半ばだったので、マットを背負ってプチ山道をお帰りになる人もちらほら。

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ここの方々はとにかく真剣さが凄くて、あんま話しかけられるムードじゃなかった…(汗)
突然現れてお騒がせしてすみませんでした。。(伏)

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さらば、木立の中に佇む「デッドエンド」岩。
この後はエリアの反対側にある「忍者返し」の岩を見る為にとんぼ返りです~!
帰りの電車の心配もあるしで、時間は間に合うのか?!(焦)

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後編に続きます)