そこへ持って行けるのが”お金”でも、”言葉”でもなく
一番最後に覚えている誰かの”顔”でしかないとしたら
…この人生は、成功だろうか?
失敗だろうか?
血迷ってわき道を突っ走り一気に(半分だけ)描き上げた短編集漫画ラフの1コマに、思わず色とか塗って某巨大イラスト投稿サイトにアップし、さらに個人ブログでも使い回し。
この言葉は登場人物の独白、かも知れない…(考)。
率直に言って実にまあ、あんま上手くない絵だとは自分でも。。
けれども正直、自分で自分の描いたラフに涙ぐんだりするとかも、まったく、考えても見なかった。
…どうして自分はいま、この話を描かなきゃならなかったんだろうか?
ああまでヒドイ話で何故、泣きそうになったりしたんだろう…?一体、誰に感情移入をして?
そういえば。
この話で私は初めて、キャラが最後まで一人も「泣かない」物語を描くことが出来たんだよ。
恐らくは、何かと引き換えに。