精神病院入院記  16 | 記録として残しておく

記録として残しておく

過去の記録です

今回は、

「人間とは」

というテーマで書きます。

 

 

 

♪人間~なんて

  ララーラーラ ラララーラー

 (↑分かる人40代以上確定)

 

 

 

精神病院入院真っ只中。

この病棟の患者数は40~50名

という感じでしょうか。

 

症状様々な患者さんがおられますが、

意外に思ったこと。

 

 

結構仲良しグループのような

ものが出来ていくんですね。

 

 

確かにここでは

一日中何にも

することが無いので、

人と会話することで

時間を消化できる

ことにはなるのですが。

 

個室では無く、

相部屋の患者さんも多いので

それで交流が生まれるということも

確かにあるとは思います。

 

 

でも自分としては意外。

 

 

ここにいる患者さん、

基本的に他人との

コミュニケーション等は

取らない(もしくは取れない)方が

大多数なのだろうと、

勝手に思っていました。

 

5、6名ぐらいのグループだったり、

2名だけのやりとりであったり、

形態はいろいろですが、

結構皆仲良くしてる。

 

基本的に人間嫌いな面があり

大勢でワイワイが苦手な自分も、

そういう方々を見ていると、

「楽しそうだな~」と

羨ましく思うこともありました。

 

話しかけてもらえたら、

何か嬉しかったり。

 

本能的に

人間という生き物は、

他人との触れ合いを

欲するものなのだなぁ、と。

 

というか、

話をしたい生き物なのかなぁ

と思ったりしました。

 

やはり、孤独はつらいのかな。

 

まぁ、

常時1人行動の方も

多数おられはいますが・・・。

 

自分の場合は、

自らの意思次第では

グループ入りしたり

友人を作ることは

可能だったのですが、

しませんでした。

 

なんというか

グループ入りしたことによって、

逆にストレスが

発生することを懸念したりして

(常に集団行動するとか)、

それとやはり

皆さん患者さんなので、

健常者に見える方でも

どこに地雷スイッチが

あるのかわからない

怖さも正直ある。

 

 

ここに入院してる本旨は、

可能な限り

ストレスの無い環境で

療養すること。

 

 

結局二か月間の入院中

一人も友人は作りませんでしたが、

自分、

人当たりは凄く良いので

代わりに誰かとトラブルになることも

ありませんでした。

 

 

 

 

 

 

これでいいのだ~!!