サルはドーマ王の直属の密偵で奴隷出身である。
腕は確かでレダの反乱の時に暗躍したり、ケッペルの謀反をいち早く察知して王に通報したりと、地味にレダやリュウの邪魔をしている。
しかしドーマ王の命令でリュウの見張っているうちに彼自身が個人的にリュウに興味を持ち、更に死の谷で彼に命を救われてユートピアで冷凍睡眠装置を見た事からリュウに協力を申し入れる。
彼自身も知識欲が旺盛で、ユートピアで囚われの身になっても逆にリュウを質問攻めにしていた。
そしてその後はダブルスパイの様な事をして風とチートを助けたり、王の危機を救ったりした。
蝙蝠野郎と言うよりは愉快犯の気があり、まさかの事態になった事を多少後悔していた。
彼が風に惚れたというのはここだけの話。