イチゴ三昧 シーフード三昧 | 猫より眠たがり

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出張の備忘録と、出張先での安泰な生活ぶりを日本に伝える緊張感のないブログです。
仕事仲間にばれないように、記事はアメーバ限定公開。
帰国中は記事の更新は行いませんぞ。(キッパリ)

この度の令和6年能登半島地震により犠牲になられた方々に謹んでお悔みを申し上げるとともに、被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。

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私、昨年の12月30日に帰国し、年末年始を日本で過ごして1月17日から毎々の出張先に帰任した。今回の年末年始休は、能登半島地震と羽田での航空機事故、北九州での火災といった災害や事故を報じるTVやネットの映像の記憶が圧倒的に強く、私個人の年末年始の出来事はちっぽけに感じてしまうのだけれども、私の備忘録として残しておきたい出来事があったもので、それを今年最初のブログ記事とすることにした。

 

昨年末、私は12月28日の早朝02:00過ぎに出張先の地を発つUA便に乗るため、27日の夜にアパートから空港に向かった。本来であれば職場のアドミが空港送迎のドライバーを手配してくれる筈が、その日に限ってドライバーとの連絡ミスがあったとのことで空港にはタクシーかUberで向かってくれとのお話。飛行機の搭乗時間から逆算すると、チェックインカウンターが開くのは23:00頃で、アパートから空港まで1時間掛かるとすればアパートは22:00に発てば良い計算になる。だけどいくらUberとはいえ、夜中には閑散となる地域のアパートまで来てくれるものかが気掛かり。結局、早めに空港に到着し、チェックインカウンターが開くまでフードコートで夕飯を採りつつ時間を潰せば良いと判断し、アパートの周辺にある程度の人や車の往来がある19:00にUberのアプリを開いた。

 

暫く待ってアプリに応答してくれた車はKIAのコンパクトカーPicanto。トヨタヤリス並みに小さいので、スーツケース2つとキャリーケース1つ、リュックサックを抱えている身としては「あの車に当たると積み切れないかも」と心配していた車種。キャンセルして違う車を頼むことも考えたけど、車内の窮屈を覚悟してPicantoの到着を待つことにした。やがて車が到着すると、ドライバーさんはスーツケース2つを難なくリヤのハッチ内に収めてくれて心配は杞憂であった。

 

私は車内で窮屈な思いをすることもなく20:00過ぎに空港に到着。Uberのドライバーさんにチップをはずんだ。この日利用する便はUAが年末年始に増発したダイヤで、私はこの時間にこの空港に来たのは初めて。おまけに、最近オープンしたばかりの新しいターミナルビルでのチェックイン。空港自体は何度も利用したことがあるけれど、初めてのターミナルビルに初めて20:00過ぎに到着してみて、フードコートが無いことに気付いた。チェックインカウンターが開くであろう23:00まで、飲み食いせずに待つしかない。アパートでリンゴを捨ててきたことを後悔。

 

ロビーの椅子に陣取りタブレットで動画を眺めつつ数時間が経過。私が搭乗する便はその日のこの空港からの最終便であったけれど、幸いにもその1時間程前に別の目的地に向かうUA便があり、チェックインカウンターでは22:30より前に私が乗る便の搭乗受付を開始してくれた。チェックインして2つのスーツケースを預け、出国審査、手荷物検査を終えて夕飯を採るべく航空会社のラウンジに行ってみたものの、営業時間は終了していた。それどころか空港内の免税店、飲食店も殆ど閉まっている。これは夕飯抜きかなと半ばあきらめかけたとき、カフェスタンドを発見。チーズクロワッサンがとても美味しそうに見えて、アメリカンコーヒーと合わせて注文。

実際にはチーズの食感は私好みではなかったけど、かろうじてお腹は満たされた。

 

その後、眠気と戦いながらヒューストン行きUA便の搭乗時間を待ち、搭乗して爆睡。この夜行便でヒューストンに向かえば、5時間程で羽田行のANA便に乗り継ぎできる。羽田からは息子君らとの大事な食事会に直行する予定であったため、ヒューストンの空港ラウンジでシャワーを浴び、アイロンがかかったシャツに着替えて準備万端。

 

やがて羽田便に搭乗。昼間に米国を発つANA便に乗るのは久しぶり。いつもは25時台の便なので搭乗次第直ぐに睡眠モードなのだけれども、この日は機内食を楽しむことができた。

ヒューストン、さよなら~

和食を美味しくいただきつつ映画を1本見終わった頃、機長からの機内放送あり。

「残念なお知らせがあります。この機は与圧装置の故障のため、このまま東京まで飛ぶのは困難と判断…ヒューストンに引き返します。」という主旨。その後のCAさんからの案内では「詳しくは地上係員に訊いて下さい」とのこと。折角ヒューストンで着替えたのに、翌日の大切な会食への参加が不可能となった。

 

 

この時のフライトインフォメーションは、ヒューストン発ヒューストン着になってた。

 

15時30分頃に再びヒューストンに到着。地上係員さんの指示に従い、預入荷物をピックアップしてからANAのチェックインカウンターに向かった。早めに到着したつもりが、カウンター前には既に長い行列ができていた。

 

行列が長いというよりも処理が進まないのが困る。周りの乗客から聞こえてきた話では、羽田から乗り継いでアジアに向かう客のチケットの振替に手間取っている模様。私のように羽田到着で完結するトリップの客の手当ては簡単なのかもしれない。実際、ビジネスクラスのカウンター前の行列でも2時間近く待たされたものの、自分の番になってみると、既に明日の同じ便のチケットが準備されており、この日(28日)の宿泊先ホテルのバウチャーとミールクーポンを私のE-mailに送付済とのこと。(ひょっとしたら28日発のUA便成田行きとかに振替られていないかしらという期待はこの段階で消滅)

 

地上係員の説明に従い、ホテルシャトルバスに乗りこの日の突然の宿泊先となったシェラトンのエアポートホテルに移動した。

スーツケース2つとキャリーケース、リュックを抱えての移動は一苦労。荷物は多いけど着替えは持っておらず(空港ラウンジででシャワーを浴びた際に着替えを使い切った)、寒いのにパジャマもスウェットも無い。部屋にヒーターも無かったので浴槽にお湯を張ったもののお湯がぬるい。。。

 

このホテルは30年程前に南米に行き来した際に利用したことがあり、部屋の設備や雰囲気は当時の記憶のそれそのままだったけれど、ロビー階はテナントの空きが目立ち活気が減った感じがする。

 

30年前はホテル近くのレストランに出かけた記憶があるけど、この日は疲れていたので夕食はホテル内のレストランで済ませた。

メニューには8ozのステーキもあり、ミールクーポンを頂いて予算には余裕があるし米国に居るのだからステーキもありかなと思ったけれど、8ozが何グラムなのかが判らず、ビビッてアンガス牛のハンバーガーを選択、本日のスープと炭酸水と合わせて注文した。流石にポテトフライは半分ほど残す結果となり、フードロスしてしまった。

 

翌朝もホテルのレストランでモーニングブッフェ。食べたいと意欲を掻き立てる物がない。おばちゃんが大きなマグに注いでくれたアメリカンコーヒーは美味しかった。普段からコーヒーを多飲する私、アメリカンコーヒーに変えた方が良いのかもと暫し自問自答。

 

ヒューストンの寒空の下、8時30分ホテル発のシャトルで空港に戻り、昨日並んだANAのチェックインカウンターでスーツケースを預けた際、地上係員の方から「ホテルは如何でしたか」と訊かれたものの「寒かった」という返事をされても困るだろうと思い「快適でした」と答えた。

その後、手荷物検査場に移動して行列に並んだ。手荷物をX線スキャンするためにトレイに乗せ、そのトレイをベルトコンベアに乗せようとする折りにTSAの黒人の女性職員から「Wait」,「 Push」,「 Back」と指示が出る。英語が判らない旅客が多いので短い単語を使い、また手順を説明する案内文も記されていないのであろうけれども、強い口調で「待て」「下がれ」と言われるとまるで犬扱いされているかののよう。印象が悪くなる。

 

この日もラウンジには立ち寄ったもののシャワーを浴びる必要もなければ着替えもないので軽く食べ物をつまんで時間を潰し、やがて搭乗時間に昨日っと同じ時刻の羽田行のANA便に搭乗。そして、

 

デジャブ。昨日見たばかりのアミューズ。

この日は洋食、お魚を選択。

やっぱりアメリカンよりストロングなコーヒーの方が好みかも。

着陸訳3時間前のご飯。和食を選択。ここまで来ればヒューストンまで戻ることはなかろうう。

そして羽田到着。今回は出張先の地から夜行便でヒューストンに向かうことで移動時間最短の経路の筈だったけど、私の出張史上初のヒューストン折り返しつきの旅程となった。この影響により、29日夜に都内で予定していた息子君と彼のパートナーとの大事な会食に参加できず、30日に予約してた散髪もキャンセルすることにはなったが、30日夜には帰宅した息子君と会うことが叶い、10月に福岡で会って以来の再開となった。翌31日、成瀬駅近くのイタリアンレストランで昼食を楽しんでから福岡に戻る息子君を成瀬駅に送った。

 

大晦日から正月三が日、私は出張中に自宅に届いていたipad miniのセットアップに夢中で、時差ぼけの影響もあり変な時間に寝起きしていたため、大晦日の紅白歌合戦はコンマ1秒も観ることはなかった(もともと関心なかったけど)。年賀状での挨拶先は縮小する方針として、発送は必要最小限に抑えた。そんな中、年越しそばと、奥さんがネットで注文してくれていたおせち料理がお正月の雰囲気を醸し出した。

1月3日、昨年末にキャンセルした散髪のリベンジ。ほぼ3ヶ月近くぶりに髪を切りさっぱりした。

 

1月4日、運転免許の更新のため免許試験場の開場直後の到着を目指して外出したが、読みが甘く到着したのは開場から30分経過した頃で、既に沢山の来場者が並んでいた。前回の更新時に比べ得てハイテク化が進んでいる印象で、処理能力が高まった感じ。視力検査用の機器も変わったのかも知れない。私、普段の運転では眼鏡を着用するものの、免許更新の視力検査であれば裸眼でクリアできると過信して臨んだ結果、左目の性能が悪く視野の再検査を命じられ、結果なんとかセーフ。次回の更新では眼鏡ありでないとクリアできないか、運転返上となりそう。凹んだけれど、娘の誕生日を祝い、奥さんと贅沢にもひとり2つずつケーキを堪能して復活。うち1つは好物のイチゴショート。

 

1月5日、愛車のディーラーにて、遅ればせながらタイヤをスタッドレスに付け替え。このスタッドレスは1月13日の伊豆往復のドライブでの安心材料となった。2シーズン目のブリザックVRX3はスタッドレスにしては相変わらず静かで快適。帰りには御殿場付近で白い粒が舞っていたけど心強い。愛車ではもっと気軽にあちこちドライブしたいのだけれども、左目の調子に波があるもので、いざという時に運転を代わってくれる奥さんが同乗していないと遠出を厭ってしまうもので、奥さんにとってはまぁ傍迷惑な話。運転する機会が増えれば感覚を取り戻せるかもしれない。衰退の一途で凹むようであればまたイチゴショートを食べよう。

 

イチゴといえば、伊豆往復のドライブの帰り、伊豆中央道の沿道でイチゴ大福を購入、酸味と甘みが調和して美味しかったです。

因みに、伊豆ドライブの目的はアジフライを食することでした。柑橘系の風味のソースも美味しかった。アジフライは日本滞在中に食べたいものリストの上位の常連。ただし美味しいアジフライに限る。

 

そしてアジフライを堪能した後は、次の出張準備にモードを切り替え。旅費やら経費の試算をして、

 

いただきもののイチゴ(千葉県産)の甘さに感激して、

愛猫との暫しの別れを惜しみつつ、

 

1月17日、羽田空港のANAラウンジで朝からカレーを頂いて気持ちを切り替えて出張先に向けて長旅の開始。

なお、このフライトでの機内食もシーフードにしました。