ご褒美か我儘か | 猫より眠たがり

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出張の備忘録と、出張先での安泰な生活ぶりを日本に伝える緊張感のないブログです。
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最近、食事の選択肢が贅沢になってきた気がする。

といって毎日を豪勢に過ごしている訳で決してはなくて、日頃、おかず一品の追加に躊躇しなくなったことや、ここぞという席では数千円のメニューを選択することに迷わなくなった。まぁ所詮、数千円なんだけれども。

胃袋の容量は若いころのそれのようではないし、舌は肥えていないし、酒は飲めないもので普通に美味しいものを食するといっても出費は知れている。若い頃は居酒屋で散財したことを思えば、純粋に費目が酒代が食費に代わっただけなのかも知れない。けれども気持ち的には、「バイキング料理にて元を取ろう」「安いセットで済まそう」という文化から、「少しくらいお金を余計に支払っても美味しいものを適量食べよう」という文化へと移りつつある。

 

歳とともに生物としてのエネルギーの必要摂取量が減少したことで、食事に豊かさを求める思考が生まれてきたんだろうか。

歳を重ねたご褒美というより、生物の本能として美味しい物を食べておこうという終活のひとつなんだろうな。

更に歳を重ねると食事が細くなると思えば、今が美味しいものを頂くピークなのかもしれない。

今日は、ホテルに戻ったら、羊羹と緑茶を楽しもう。