前の記事ではタイトルに反してアメリカに到着せず、デッドヘッドのCAさんに続いて搭乗ゲートに並んだところまでで終えました。
。。。
機内に入ると、CAさんがマスク、グローブ、人によってはアイゴーグルも着用しているのは今や常識。全ての客が陰性証明(か回復証明)を持っているとはいえ、不特定多数(多数でもないけど)を相手にするのでアイゴーグルは大事でしょうね。でも、細かい仕事はしにくいだろうね。
ビジネスクラスの客の数は、座席数に対して20%以下。座席5つのうちに1人座っているかどうか。そのうち3人はデッドヘッドのCAさん。
機材は私の好きな777から、777に比べると座席回りが少し窮屈な787に代わっており、そういう意味では残念ですが空席を見ればやむを得ない。飛んでくれるだけでもありがたい。
機内誌は撤去されていて、希望者はCAさんに申し出れば提供されるらしい。エンターテイメントの番組表、機内販売の冊子も無し。確かに確実に消毒できないので、撤去が正解でしょうね。通常、ビジネスクラスで供されていたホットタオルは使い捨ておしぼりに代わっていたけど、これも我慢すべきところですな。
同じ理由なのか、食事のメニューの紙質が変わっていた。実のところ、コストダウンなのか、コロナ対策で使い回しを止めたのか、消毒できる髪質に変えたのかは判らない。使い捨てに変えたんだろうと思ったけど、到着前に回収されたので違う理由なのかも。
メニューの内容に劣化はなく、久保田の萬壽もあり。美味しかったよなぁ。飲みたいなぁ(健康上の理由で×)
料理は、
カバーが掛けられたアミューズ
カバーが掛けられた和食の前菜
ごはん、みそ汁は蓋つき容器、おかずはカバーが掛けられていました。
萬壽を口にすることもなく10時間ほど飛んで、到着前の朝食では
カバーが掛けられた朝食。ここで、お好みでオーダーできるメニューからサラダが消えていました。
トングで取り分ける作業が伴うメニューは敬遠されたのでしょうね。
カバー付きの写真ばかりで機内食の美味しさが伝わらないので、個々の写真を以下にアップしておきます。どちらも以前と変わらず美味しかった。
ハーゲンダッツもいただいたところで、ヒューストンに到着。入国審査用の端末機(このおかげで米国入国審査時の行列が短くなった大変有難い機械)は電源が落とされ、旅客は全員有人カウンターで審査を受ける。ずらりと並んでいるブースのうち開いているのは数カ所、それでも長く待たされない程度に入国者が少ない。
入国審査では(私の場合は)陰性証明を見せることもなく、かつ入国のスタンプも押されずに滞在先を問われたのみでパス。トランジットだったせいかな。
捕まると面倒な税関検査もパス。
国際線乗り継ぎのための手荷物検査もスムースにパス。ここでもマスクを外さずに全身スキャナーをクリア。
UAのラウンジに入ると、こちらもトングで取り分けるようなセロリ、ニンジン、オートミール、スープは撤去され、個包装された軽食のみが並んでいた。一部の旅客はフェイスシールドを着用されている。世界中が厳戒態勢です。
ベーグルとコーヒーを頂いてメールチェックとトイレを済ませてから搭乗ゲートへ。いつもとは違い、乗り継ぎ時間が短いのがありがたい。搭乗ゲートもいつもと違い慌てさせられたものの、最終目的地に向かうUA便にもスムーズに乗り継ぎできた。そうそう、搭乗ゲートでも陰性証明の提示が求められた。
UA機内では、アルコール消毒綿の配布が増えていたものの、ドリンクについてきたナッツ(レンジで温めたやつ)の提供は無し。食事もナイフ、フォークを使う料理からサンドイッチかスナックボックスに代わっていた。衛生対策なんでしょうけれども、コストダウンの効果もありそう。
日本時間で真夜中なので、うとうとしながら過ごすこと暫し、やがて最終目的地に到着。
専用カウンターで陰性証明を見せた他は入国手続きに変わりはなく、入国後には迎えに来てくれたドライバーがターミナルビル内に入ってこれないことに気付くまでちょっと時間が掛かったものの、無事に再開してホテルに送ってもらった。
油断大敵ながら、ANAのお陰で快適な移動でした。UAはいつもどおり、期待しない分だけ落胆もないといった感想。
また、一番の驚きは、米国通過時にTSAに荷物を開けられた痕跡が無かったこと。これもコロナの影響なんでしょうかね。
あ、渡航2に係る2つめの記事では、タイトルに反して米国を通過していたわ。







