本日は3月3日。マレーシアで骨折してから早4ヶ月が過ぎました。左腕は重たい物は持てないけれど、見た目の動きそのものはほぼスムーズな状態。日本でのリハビリが続いています。
マレーシアでは入院した翌日の夕方にオペ。土日を挟んで4泊5日で病院を出て、ホテルに戻った翌日から出勤、結局は術後も予定どおり残り4週間ほどの出張をこなしました。左腕はサポーターで吊っているものの痛みはなく、短時間であればサポーターを外してジャケットを着ることさえもできる。週に1度の外来での診察の度に傷口のガーゼが小さくなり、術後3週間目でガーゼが外れた(と思う)。洗面台で鏡を見ると、肩には「へ」の字上に10cm程の傷があるけど、どういう訳か縫合の跡は無く、退院後も抜糸はしていない。ドクターから4週目に週2回×3週間のリハビリの指示を受け、その初回のリハビリを受けたところまでで出張期間が終わり帰国となった。
帰国後、近所の整形外科の診察を受けた。左腕は「前に倣え」のポーズが出来るかどうか、といった状態。術後4週間経過しているところ。
「左腕上腕の粉砕骨折だったんだね。マレーシアでの手術で上手にプレートが入っている。日本では骨がずれていない限り患部を固定するだけだけど、プレートを入れたお陰でこんなに腕を動かせるんだね。丁寧に処置して貰って良かったね」と、マレーシアの処置にお墨付きを貰った。
マレーシアで1度だけ参加したリハでは、棒状の物を両手で持ち、右腕で左腕を押し上げるようにして肩を回す訓練と、左腕でペットボトルをもち、前屈みの体制になり左腕をだらりと垂らして円を描く訓練。どちらも痛いのなんの。
ところが、帰国してからのリハビリでは、骨がくっつくのには4週間から5週間かかるので、まだぐいぐいと動かしてはダメ。筋肉が固くなっているのでマッサージから始めるとのこと。結局、このマッサージも痛い痛い。
それでも、そのリハのお陰でしょう、帰国直後には車に乗っても左腕がハンドルに届かず、シフトレバーを左右に動かすのにも痛みに耐えていたものの、今では自転車にも乗れるようになり、生活の質はほぼ骨折前に戻った感じ。
リハビリの筋トレは辛いけど、嫌いになることがないマレーシアでした。