カウンターの女性曰く、
「ラウンジの利用券を発行します」
「座席を足元の広い席に変更します」
「優先搭乗して下さい」
そして預け入れるスーツケースにはプライオリティタグを装着。
チェックインカウンターに提示したデルタ航空のマイレージカードのステイタスがゴールドなのだそう。ここ数年、パナマやペルーにデルタ航空で往復したおかげ。すっかり忘れていた。
国際線は搭乗時間の2時間前にチェックインするように心がけているけど、羽田空港の国際線ターミナルは小さくて、チェックインして出国検査を終えた後、搭乗までの約1時間半の時間を潰すのに一苦労。2Fのフードコートに行っても混んでいて落ち着かないしPCで仕事する気にもならない。
更に、気がつけば円貨の所持金が僅か2,000円ちょっと。パスモがあるので帰着時の陸路の移動は問題ないけど、帰りにスーツケースを託送するのに2,000円は残しておく必要がある。小銭入れのコインでコーヒーが飲めるかなぁ、消費税8%の分が足りないかな…出国審査の向こう側は消費税が掛からないんだっけなぁ…と悩んでいたときの天使の声。
有難くラウンジ利用券を利用して空港ラウンジで一休み。これで所持金を減らすことなくコーヒーが飲める。
コーヒーどころか、トマトジュース、ヨーグルト、コーンスープ、たまご焼き、パン…をいただき、トイレで身支度を整えて搭乗時間の10分前にゲートへ。程なくして優先搭乗の案内があり機内へ。エコノミークラス最前列の通路側のシートにて機内の人となりました。
機材は私の好きなB777-300。ガルーダもタイ航空に負けず劣らぬ気のきいたサービスをしてくれます。座席は足元が広々。アメニティの映画はタイ航空の方が良いかもしれない。食事はタイ航空より上かも。ただしトイレの香水は鼻の粘膜を刺激して鼻水が止まらなくなるのには困った。
約7時間のフライトでジャカルタに到着。
機内は混んでいたのに、エコノミークラスの最前列の9席に座席をあてがわれたのが私だけという、機内で浮いた存在であったのは良い思い出。ガルーダの事故の印象が一変した渡航でした。
そう簡単には●ちないもんです。ガルーダインドネシア航空。