お弁当 | 猫より眠たがり

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出張の備忘録と、出張先での安泰な生活ぶりを日本に伝える緊張感のないブログです。
仕事仲間にばれないように、記事はアメーバ限定公開。
帰国中は記事の更新は行いませんぞ。(キッパリ)

基本的に、毎朝5:30に起きて息子君と自分のお弁当を詰めています。
正確には、自分のお弁当を作るついでに息子君のお弁当も作ってる感じですかね。
息子君は高校1年生。学校には立派な学食もあるので、お弁当を作り損ねても現金を渡せば大事には至らないのが救い。一方、自分はというと、会社の周辺には飲食店が少ないので、お弁当を持参しないとコンビニ弁当に頼らざるを得ない。会社でお弁当業者さんに発注しているけど、この弁当は飽きちゃったのでね。

焼鮭とうずら豆でご機嫌な私と、お肉大好きな息子君のためのおかず選びに悩む毎日です。

さて、私は3人兄弟の末っ子。兄とは5歳、姉とは2歳違いです。私が中学生の頃には、親父は住み込みの若い職人さんを雇って土木の仕事をしていたので、お袋は毎日親父と職人さんと3人の子供たちの弁当を作ってくれていました。

台所のテーブルに並ぶ5つの弁当箱。朝からひと仕事だったと思います。

もちろん、おかずは親父や職人さんとほぼ共通なので、キャラ弁はあり得なかったけど、時々、ご飯の上に漬物で文字が書かれたお茶目なバージョンが登場しました。

卵焼きか煮玉子、鮭、日清の唐揚げ粉で揚げた唐揚げ、赤いウインナー、レトルトのハンバーグ、梅干…が定番だった。自分がお弁当を詰める側になると、かつて当たり前のように毎日お弁当を詰めてくれてたお袋への感謝の念が湧き上がる。

さて、昼休みも部活で大忙しの息子君。時々、時間切れのためにお弁当を残すことがある。
夜にお弁当箱を洗う時に残されたおかずを見つけて…それが、その日の朝に悩んだ末に手間をかけてつくったおかずだったりしたら、プチ落胆します。私も子供の頃、お袋が作ってくれたお弁当を残してお袋を落胆させたことがあったのかも知れないと今頃になって気づいたりして。

私の作るお弁当は、おかずのレパートリーも色合いも少ないので息子君にお弁当の楽しみを十分に味あわせてあげられないけど、なんとか食欲の湧くお弁当を用意してあげたいと思う毎日です。

どうせ味わう余裕もなく掻き込んで食べてる気がするけど。