滞在12日目の大漁 | 猫より眠たがり

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出張の備忘録と、出張先での安泰な生活ぶりを日本に伝える緊張感のないブログです。
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本日昼過ぎに携帯電話に着信がありました。電話をかけてきたのは我々調査チームメンバのT君。今朝から4人でパナマ運河に魚釣りに行った筈。「こりゃ、何かトラブルでも起きたか?」と心配しつつ電話に出ると、「魚食べますぅ?」と明るい声。聞けば、4人で45匹を釣り上げ大漁だったとか。釣りにいったメンバー4人のうち、現地在住の通訳さんを除いて3人はホテル住まいで、しかも彼らのホテルにはキッチンがついていないため料理ができず(或いは、キッチンがあっても料理しない)釣った魚の行き先がないようです。そこで、自炊組の私に食材の提供の話がきたわけです。

魚を捌けるわけではないけど、お付き合いもあるし断るのも無下だよなぁと、2匹をリクエスト。1匹目で魚をさばく練習をして、2匹目を美味しく食べようという作戦。ほどなくしてT君が私の滞在するホテルに到着し、釣果を見せてもらうとクーラーボックスには20cmほどの魚が沢山。
魚を見ても種類が判らないけど、通訳さんは「バス」と言ってた。パナマ運河の魚は淡水魚なのね。

嬉しいことに、既に捌いた身もあったので、こちらを4枚いただきました。通訳さん曰く「火を通して食べてね、刺身はだめだよ」「勿論です。」


明日事務所に行ったら感想を聞かれること必至であろと想像し、1枚は今日の夕飯にいただきました。残りは冷凍。実は、パナマの魚と聞いて、最初は食べて大丈夫なのかなという不安が頭をよぎった。パナマの海は汚れていますからね。でもこの魚は海ではなくて淡水魚だし(とはいえ運河の水がキレイなのかは不明)、そもそも、これかでかれこれ5ヶ月はパナマで暮らしているので、知らないところでとっくに食べてるよね、ということで頂きました。

通訳さんに言われるまでもなく、刺身では食べません。ところが、淡水魚の料理といえばムニエルしか思いつかない。グリルしようにも、キッチンにあるオーブンの使い方が判らない。(滞在のべ4ヶ月目にしても判らない。というか、あとの掃除が大変そうなので試してない)

となれば、ムニエルです。

小麦粉(70円くらい)とバター(130円くらい)を買ってきまして、、


作ったことは無いと思うけど、TVか何かで見た記憶のとおり、白い粉に魚をまぶして、バターを溶かしたフライパンにポン。

今日の夕飯は昨日作ったカレーと昨日買って余っていたフライドチキンだったんです。ポテサラときんぴらもあって、おかずには窮していなかったところに魚が飛び込んできた。明日、感想を伝えるために1枚調理してみたわけですが、肝心の味が、カレーにかき消されて何も判らなかった。