味見もしないものだから、ときどき事故も起きる。
箱パッケージのカレーやシチュー、麻婆豆腐とかは問題ない。だって箱に説明が書いてあるから。
あとは肉豆腐やお雑煮など、大学時代にお袋を真似て作った料理はレシピを覚えてる(いや、そもそもお袋も手が込んだ料理は作ってない気がする)
さて、只今出張中です。前半の散財が祟って、節約モードのため外食は控えて専らホテルで自炊しています。魚はさばけないし、油を使うフライ物は怖くてできない(残った油の処理方法も判らない)というわけで、肉を焼く機会が多いです。
そんな食生活ですが、今回は、日本から持ってきた画期的な器具が大活躍しています。
フライパンといって、鉄板を丸く切り、淵を高く折り曲げて具材がこぼれないような形状にして取っ手をつけた鍋です。こいつが万能だったりします。ニトリデコホームで398円の品。パナマでも売っているけど中国からの輸入物なので品質が悪くて、おまけに1,000円以上もするので、日本から持ってきた次第。
そもそも、カレーはカレー鍋で作ってカレー皿に持ってカレースプーンで食べる物、具材が似ているけどシチューはシチュー皿とスープスプーンを使う物、ミルクはミルクパンで温めて、ご飯は炊飯器で炊く物、魚は魚焼き網で・・・と思っていたフシがある私。応用が利かない。
この常識を覆したのが我が奥さん。炊飯器が壊れたときに、臨機応変にあっけなく鍋でご飯を炊いて驚かされた。鍋でご飯を炊く術は伝授して貰い、今は出張のたびに活用しています。
そんな奥さんの次なる技がフライパンだったんです。ある日、フライパンでカレーを作っていまして…。カレー鍋でなくてもできるのね。フライパンは熱の伝導がよくてお湯が湧きやすいし、深鍋に比べて洗うのが断然楽。一人身での出張では重宝します。日本から持ってくるのは嵩張るけど。
奥さんの真似をして作ったカレー。11皿用のゴールデンカレー辛口の箱入りを買ってきて、1/4づつ使っています。一度に2~3食分できるので、余ったらタッパに移して冷蔵庫へ。

具材を炒めたあと、そもまま水を足して煮込むだけ。蓋が無いので水が蒸発しやすいのか、水は多めに入れた方が良いみたい。料理時間も深鍋で作るより短縮できる。深鍋だとつい煮込みたくなるけど、フライパンだと焦げ付きそうで早めに完成とみなしちゃうせいでしょうけどね。
出張にカレーは必須だし、これならレトルトより安上がり。

次はこちら。

お湯が早く沸く長所を活かしてですね、

パスタを茹でています。途中でアサリとか入れても良さそうですが、それは今後の課題とします。
パスタは半分に折らないとフライパンに入りきれませんが、1人前であれば上手く茹でられます。
深鍋よりも後片付けが楽なのも嬉しい。
こんなことも。
フライパンの本業、炒め物です。

豚肉の骨を炒めています。貧相な画ですが、そこまで生活費に困窮している訳ではないのでご安心ください。お弁当用に肉を買ってきたらこれが骨付き肉で、お弁当には適さないのでバラシたものの、骨の周りの肉が上手く取れなかったので今日のお昼に噛じろうと思って・・・。
そして、フライパンの活躍で揃った今日のお昼。
