妖怪整理の作業で、
ようやく「河童」まで辿りつきました。
河童は全国各地におり、
姿、名前、その性質までそれぞれです。
前もブログに書きましたが、
共通点は、
「相撲やキュウリを好み、人の尻子玉をとる」
ということ。
どうやら河童さんは、水神様と共通点があるようです。
そして、ついに尻子玉の正体が明らかに
諸説あり!ですがね
【相撲】
昔は神事で、春に東西の土地の代表者が作物の豊凶をかけて争った。これは、神と精霊の争いを表しており、神が水の精霊に勝つことで、農業に欠かせない水の供給を約束させたそうな。
【キュウリ】
キュウリなどの、初なりの野菜は、水神信仰に欠かせない供物だった。
【馬を川には引きずる】
たまにこういうことをする河童もおります。
水神信仰では、馬を捧げるということが実際にあったようです!
このようなことから、河童は水神信仰から誕生したのではないかと言われておるそうです。
これだけでもなるほどですよ!
そして衝撃的な尻子玉の真実!!
溺れて亡くなった方のご遺体は、
お腹が膨れて肛門が開いてしまうそうです。
昔の人々は、その姿を見て、
「河童が手を入れて内臓を引きずり出してしまったんだ!!」と想像したそうです。
かー!なるほどね!!
尻子玉を抜かれると腑抜けになるとか、
そんな生易しいものやなかったわ
水難事故防止のために、
「河童に尻子玉とられるから川に近づくな」という昔の戒めは、
まじで真実味を帯びた戒めやったんですね