妖怪の整理をして、
ようやくカ行まで辿りつきました
そこで何とも興味深い、
「カイナデ」という妖怪を発見!!
話は飛んで、
我らが子ども時代にあった学校の怪談。
「赤い紙、青い紙」は有名です。(今もあるのかしら?)
学校のトイレにいると、
「赤い紙いらんか、青い紙いらんか」と、
どこからともなく声がする。
赤と答えると血まみれになって死に、
青と答えると血を抜かれたり窒息して死ぬ。
どっちにしろ死んでしまうというあのお話
なんと、「カイナデ」がルーツのよう
「カイナデ」とは何ぞや?
ー節分の夜に便所に行くと「カイナデ」に撫でられると言われて、これを避けるには、
「赤い紙やろうか、白い紙やろうか」という呪文を唱えるとよい。ー
昔のトイレには、便所神を祀るために、
赤と青、または赤と白の男女の神人形をお供えしていたそうな。
カイナデに唱える呪文には、
神様のための赤い紙や白い(青い)紙をあげるから悪さをするな!という意味が込められているようです。
そう言ったカイナデのお話が、
長〜〜〜い時間かけて変化して、
今では妖怪側が「紙いらんかー」
と言うようになったのです
妖怪を勉強してるとき、
本当に面白いのは、
こういうことが分かった瞬間です