今朝、レオンが亡くなりました。
前回のブログを書いたときは、相変わらず3匹は食欲旺盛で元気です。と書くんだろうなと思って疑いもしなかったのに。
思えば、先週のご飯の時に最近では珍しくご飯を食べなかったんです。
でも、この時尻尾の先が白っぽく脱皮前の様子だったのできっと脱皮前で神経質になっているんだろうなくらいに思っていました。
この時に病院に連れて行っていたらもしかしたら間に合ったのかもしれません。
でも、これと言って他には変わった様子はなく、その後数日で脱皮も済んでいたし、それからはいつものようにシェルターや流木の陰で寝ていていつも通りのレオンに見えました。
もしかしたらご飯を食べなかった時点で体調を崩していたのか。この時コオロギを買って来ていればせめて最期に大好きだったコオロギが食べられたのかとか今は後悔ばかりが残ります。
レオンも12歳。10歳を過ぎたあたりからいつこうなってもおかしくないと頭ではわかっていたけど、でも食欲旺盛で栄養も十分ため込んでいたし元気だし、飼育下では寿命は10~15歳と言われているから今の調子なら少なくともあと5年は元気だろう。何なら10年は行けるんじゃないかと楽観的に考えていました。
それが今朝、明らかにレオンの歩く様子がおかしく、すぐに手に取ってみるとぐったりして体に力が入らない。
すぐに病院にと考える間もなく私の手の中であっという間に力尽きていきました。
最後の最後まで尻尾だけは頑張って動かしていたけど、手に取ってからほんの10分ほどの出来事でした。
私がうまく飼育できていれば本当はもっと生きられたはず。もっとこうしていれば。あの時こうしていれば。後悔をあげたらきりがないです。
ブラックアイの真っ黒で大きな目がとても可愛かったレオン。
ハンドリングは好きじゃなくて、持ち上げると小さな声で「グゲゲゲゲ」と文句を言うけど決して暴れず我慢して受け入れてくれていた優しい子。
今頃、先代のうつぼやレヴィにも会えたかな?
正直、今はまだ全然実感なくて寂しさや悲しさは勿論あるんだけど、でもどこかふわっとしているような不思議な感じ。
でもふと現実に戻ってもういないんだと思うと涙があふれてきます。
他の子の為にも解剖して原因をはっきりさせるべきと思う方も勿論いると思います。その意見はごもっともだし、私も他人事ならそう思うかもしれません。
ただ今回は(も)このままそっと眠らせてあげようと思います。
レオン。うちの子になってくれてたくさんの思い出をありがとう。
お疲れさま。ゆっくり休んでね。