やっと退院の兆しが見えてきました。

 

今回の入院の目的は

「熱が下がり、検査を終えること」

で、その目的を果たせたからです。

 

ステロイドが効くことがわかったので、長期の服用にはなりそうですが、

まずは炎症の火を消して、減薬していくことになります。

 

ただ、この手の病気は診断がつくのに時間がかかるかもしれない。

数年かかることも考えられる、と先生は仰っていました。

 

…退院がゴールならどれだけよかっただろうと思います。

元の生活に戻れることはうれしいけれど、私たちにとって、退院後の生活はスタートです。

もう熱が急に上がっても先生は近くにいない。

とても怖かったです。

 

少しだけ、心のどこかで毎日「丈夫に産んでやれなくてごめんね」と思っていました。

このときは、まだ病気を受け入れられず、毎日とてつもなく苦しい時間があったのです。

 

どうしたら病気を受け入れられるのだろう?

退院後、どういう心持で生きていけばいいのだろう?

 

その答えは、ここにいるママが持っているはず。

娘さんの介護を続けて15年以上となる、同室のAさんから学ぼうと、毎日質問しました。

 

Aさんは

「病気も子の個性だと思うようにしてる」と。

 

ほかの子供と比べてしまわないか?という質問には

「完全に割り切ってる」

とのことでした。

 

すごいなあ…。

Aさんも、いろんなことがあってそう思えるようになったはずですが、

それでもその強さと潔さには、いつもすごい、と思うほかなかった。

 

「今は不安でいっぱいだと思うけど、きっと娘ちゃんも、成長したら、ここが痛い、しんどいと伝えられるようになる。

そしたらきっと楽になるよ。」

 

「熱が上がった時も、慣れていけば自分がどうすればいいかわかってくる。大丈夫」

 

と、今の私が「どうすればいいかわからない不安」と戦っているのを即座に理解して、

そう言ってくださいました。

 

この言葉が本当にうれしかった。

今も何度も何度も思い出します。

 

Aさん、本当にありがとう。

 

結局、退院予定日の前日まで熱がでてしまい、退院の雲行きが怪しくなりました。

 

先生は迷っているようでしたが、私は退院二日後に再入院という辛さを経験しているので

「先生が、私のメンタル面を気にして娘の退院を悩んでいるなら、延期してください。

退院後すぐに熱が出る方が不安です」

(不安なうえに付き添い入院が辛く、かなりメンタル限界でした)

 

そう伝えて、熱がしっかり下がるまで延期になりました。

 

熱はステロイドの減薬が原因かもしれないので、薬の量を元に戻すことになりました。

簡単に考えていましたが、減薬の大変さと難しさを早くも実感…。

落ち込みますネガティブ

 

最終的には、「外来でしか出せない遺伝子検査を急ぐ必要がある」と先生に言われて

退院予定日の2日後に退院することとなりました。