サンセット・イン・マイ・ホームタウン
2017年製作 123分 AmazonPrime
2024年30本目（韓国映画74本目）☆2.8
ラップバトル番組「SHOW ME THE MONEY」のオーディションに落ち続けているハクス。7回目のオーディションに落ちた日、父親が入院していると連絡が入る。高校時代から離れていた故郷に駆けつけると、病室には当時ハクスに想いを寄せていたソンミの姿が…。
軽い作品が観たいな～と思って、
前から観るリストに入ってたヤツです。
そうそう、こういう軽い・
ほんわか系を私は欲しているんです。
好きなヤツです。
パクジョンミン様好きだし。
ここでも、パクジョンミン様の
器用さが遺憾なく発揮されてたと思う。
キム・ゴウン様も、野暮ったい感じとか。
めっちゃ、好きだし。
最後のノリも大好きやし～
☆５つにしてもいい感じだったけど、
う～ん・・・ちょっとね～
ちょっと引っかかりがね～
以下、ネタバレです
気になる点は後述するとして、
とにかくジョンミン様のラップが
素晴らしいですよね。
とか言っちゃってるけど、
私、ラップはあんまり、よく分かんない（笑）
でも観ていて、カッコイイし聴き心地が良いので、
ジョンミン様は素晴らしいんじゃないかな～
と思います。
1年くらい、修行したらしいよね。
田舎を出て、成功しないと帰れない・・・
という無言のプレッシャーに
押しつぶされそうなハクスの心情を、
うまく演じていたな～と思う。
ゴウンちゃんも、もう野暮ったいし、
空気読めない感じが、
ホント、うまいよね～
ゴウンちゃん、そのまんまじゃないの？？？
って思えちゃうくらいでした。
ちなみに、ゴウンちゃんは、
なぜか、５キロも太って、
役作りしたらしい・・・・
ジョンミンさま、ラップを1年練習
ゴウンさま、8キロ増量
でもね・・・悲しいかな。
それくらいの熱量をかける脚本ではなかった・・
・・・と声に出していいたい。
ジョンミン様とゴウンちゃんの、
役者魂を返せ！！
脚本が、破綻してるんですよ。
もう、何というか、
こういうシーンを撮りたい・・・という場面を、
つなぎ合わせただけなんですよね・・・
始めのラップシーンとか、
夕焼けにキスのシーンとか、
浜辺で喧嘩して、そのまま同窓会とか、
そして、最後の結婚式と。
それらのシーンを取りたくて、
間を適当に繋いだ・・・
という印象を受ける作品でした。
なので、ハクスとソンミの関係も、
イマイチ描き切れてないし。
最後、ハクスが「１６小節じゃ足りない」って、
めっちゃカッコイイ！！！！んですけど、
なんか、いや、ちょっと大袈裟に感じて
恥ずかしくなっちゃうのよ。
それだけの愛に、見合う2人の関係性が
描かれていないというかね。
ハクスは昔のソンミの存在を、
あんまり認識していないのに、
この数日間で、
舞台から飛び降りてしまう位
「愛してる」という
域になるんか？？って思えるワケですよ。
それなら、いっその事、2人は幼馴染で、
本当に大切なものを理解した・・・
っていう描き方が良かったと思うんだよね。
なのでね・・・
最後の結婚式のシーン、
めちゃくちゃカッコイイんですけど。
なんか、2人の関係性にイマイチ没入出来なくて、
そこまで幸福感を感じれなかったんですよね。
絶対、2人は幼馴染で、
ハクスの事を誰よりも理解してるソンミだけど、
都会に憧れて、田舎もろとも
ソンミの事も忘れちゃってた・・・
でも、こうして戻って来て、
田舎の夕焼けに価値を見出したように、
ソンミの存在の大切さにも気付いた・・・・
ならさ～、最後の結婚式も、
「16小節じゃ足りない」って台詞も、
キューン！！やったと思うんだけどな～
あとはさ。
父親との関係性も、よく分からなかったわ・・・・
結局、何が許せなくて、何を許せたのか、
その辺が、描かれてないから、
イマイチ、最後の涙もよく分からんって
感じやったね。
観た感じ、他所に女作って、
そこに入り浸ってたワケでしょ？？
う～ん・・・・この親子の交流が、
ホントによく分からなかったわ～
泥まみれの喧嘩のシーンは、
「紅の豚」を思い出したわ～・・・
てかさ・・・・なんで、
チンピラの運転手になる事を、
あれほど、従順に受け入れたのかも
意味不明やった（笑）
父親が「俺と同じ道に進むのか」
とか言うけどさ・・・
それだけの重みがないワケよ。
ほんと、ジョンミンさまのラップがね・・・・
素敵やから、良い作品～みたいに思っちゃうけど。
しかも、最後のスーツ姿もまた、
超カッコイイ！！
「16小節じゃ足りない・・」も、めっちゃ、
かっこいい！！！
でも、それに見合う内容だったとは、
到底思えなかったんです～
う～残念！！
でも、ラップするジョンミン様は、必見ですよ～