こちらの記事で、私がずっと探している、
織田信長を題材にした小説があると書いていたんですね。
タイトルもうろ覚えで、でも、凄く面白い記憶だけはあったんですけど。
正直、かなり検索したんですけど。
ホントに探し切れなくて
諦めたけど、「信長」って観る度に、あの本読みたいな・・・と思い出してたんです。
で。この事を、記事にしたら、
ブロ友さんの sophie様 が、
ハッカーなみの検索技術で、
この小説を見つけ出して下さいました!!!
あれほど、検索しまくって見つけられなかったのに、
割と、すぐコメントで、これじゃないですか??って教えてくれた
っていうか、私の検索能力レベルは一体・・・・
「〇〇Nの憂鬱」なんですけど・・・・
このNが、信長の「N」なんですけど・・・・。
なぁ~んて書いてましたが、
実際は、
3部作で
「霊獣Cの受難」「覇者Nの誤算」「反逆者Mの憂愁」
(・・・↑私がメルカリで買ったよりも安いじゃないか!!)
「〇〇Nに憂鬱」なんとなく、当たっているようで、
全然あたっていない・・・・。
しかも3部作やったけ???
しかも、作家さんが、
私の好きな作家さんなんですよ。
昔、ハマった作家さんで、読みやすくて、とにかく面白いんですよね
こちらの作品も・・・面白かったな・・・
まさか、
タイトルも忘れ、
三部作だったことも忘れ
自分の好きな作家さんだったという事も忘れ・・・
47歳の記憶力って、こんなもんなんですかね・・・・
自分が、本当に心配になってきます。
ちなみに、この後、私は仕事に邁進し、
読書から長らく離れていたため、
こちらの作家さんは、もう消えてしまったのかな・・・と
思ってたんですよね。
で、今回、改めて検索したら・・・・
なんか、よく聞く「星のカービィ」を書いてはりました!!
カービィ自体はゲーム発みたいですが、
ゲームの設定を元にしたオリジナルストーリーで、
シリーズ累計27作品発表されてるようです。
何だか、とても嬉しいです
・・・という事で、私が探していた小説が見つかってすぐ、
3部作を購入しました。
読むのが、楽しみです!!
そして、改めて、sophie様様に、感謝申し上げます
ラブです
ついでに、最近読んだ2作のレビューを。
ネタバレ含みますのでご注意下さい。
光りのとこにいてね・一穂ミチ
2022年11月発売
2023年2冊目 ☆☆☆
古びた団地の片隅で、彼女と出会った。彼女と私は、なにもかもが違った。着るものも食べるものも住む世界も。でもなぜか、彼女が笑うと、私も笑顔になれた。彼女が泣くと、私も悲しくなった。彼女に惹かれたその日から、残酷な現実も平気だと思えた。ずっと一緒にはいられないと分かっていながら、一瞬の幸せが、永遠となることを祈った。
どうして彼女しかダメなんだろう。どうして彼女とじゃないと、私は幸せじゃないんだろう……。運命に導かれ、運命に引き裂かれる。ひとつの愛に惑う二人の、四半世紀の物語
本屋大賞ノミネート作品です。
愛情なのか友情なのか。女性同士が出会ったり、離れたり、再会したり・・・・
全体的にエモい感じの文章でありながら、
所々には、むちゃくちゃリアルな言葉があったりと・・・
何というか、全体的にパステルなんだけど、時折、黒い原色の線が1本入るような感じです。
正直、共感は出来ません。最後に、あれほど優しい旦那さん、可愛い子供を捨てる意味が、
私には理解出来なかったです。
ただ、共感は出来なかったけど、ラスト2ページの疾走感のある文章は、
かなり好みだった。「光のとこにいてね」光があるという事は、影もあるという事。
影を作ってでも、光の場所で生きたいという事なのかな。
私の価値観としては、光が子供のいる世界で、長年愛情とも友情とも取れない不明瞭な関係が、影のような気がするけどね。残された子供が、捨てられたと思いながら生きていく辛さを思うと、この選択は罪深い。
もう別れてもいいですか/垣谷美雨
2022年1月発売
2023年3冊目 ☆☆☆
58歳の主婦・澄子は、横暴な夫・孝男との生活に苦しんでいた。田舎の狭いコミュニティ、ギスギスした友人グループ、モラハラ夫に従うしかない澄子を変えたのは、離婚して自分らしく生きる元同級生との再会だった。勇気を振り絞って離婚を決意するも、財産分与の難航、経済力の不安、娘夫婦の不和など、困難が山積。澄子は人生を取り戻せるのか?平凡な主婦による不屈の離婚達成物語
垣谷美雨さんは、ほぼ読んでます。
その時その時に合ったテーマを扱っていて、読みやすくて面白いんですよね。
今回は、熟年離婚です。面白かったですけど、
どちらかというと主人公の周辺の方たちが、けっこうドライで、
離婚というのは、孤独な闘いなんだと、いつものような爽快感とまではいかなかったかな。
娘2人がいても、一人暮らしの娘が「1日だけなら泊まれる」とか、
お兄ちゃんの対応とかも、なんだかな~と寂しい描写が多かったように感じました。
あと、このご主人が、どうも昭和そのもので・・・・こんな典型的な・・・
と思った。でも、最後は、けっこうすんなりで、娘婿の件といい、
都合良すぎる点もあり。
とりあえず、私はこの本を夫が目にするテーブルに置いといた(笑)