【韓国映画】コンフェッション友の告白② ネタバレ完全あらすじ | ROUTE8787 サンサクキロク

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しばらく、子供の受験に同行して、旅に出ていたので、

 

更新が出来ず・・・。

もう、この作品の事が書きたくてウズウズしてたのに。

峠越したような感じで、今は、落ち着いてしまった・・・(笑)

 

ま、あらすじでみ書いている間に、

私のこの作品に対する熱い想いが、

また、溢れ出てくる事でしょう・・・・

 

  ・・・という事で、ネタバレあらすじ

インチョルとヒョンテとミンスは、

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中学最後の日に、学校を飛び出し、山へ登ったが、

雪が降り始め、下山できなくなった。

 しかも、ミンスは足を怪我していて、一人で歩けなかった。

山の小屋で一夜を過ごした3人だが、朝、ヒョンスが目覚めると、

インチョルがいなかった。

そして、ミンスの電池の切れた音楽プレーヤーもなくなっていた。

 ヒョンスは、ミンスを担ぎ、下山しようとしたが、

その途中、インチョルが大人たちを連れて、2人の救助に戻ってきたのだった。

 

17年が過ぎ、インチョルは保険会社に勤めていた。

世渡り上手で成績もよく、やり手のセールスマンだ。

親とは離れて久しい。

ヒョンスの娘を我が子のようにかわいがり、

ミンスを常に気にかけ、ヒョンスの母親の様子を、

疎遠となっているヒョンスの代わりに訪問する事もある。

 

ヒョンスは、耳の聴こえない妻と結婚し、娘がひとり。

消防車として実直に生きている。

 母親が違法な賭博業を営んでいる事に反対している、

それ以来、絶縁状態である。

 

ミンスは家業を継ぎながら、細々と生活をしている。

不器用な彼は、ヒョンスとインチョルの手をかりる事が多く、

遭難の時に、インチョルに助けられた事もあって、2人には従順な印象を持つ。

 

3人は、17年経った今でも、相変わらずの関係性で、

互いの親や、法事まで気遣う仲だ。

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そんなある日、インチョルはいつものように、

ヒョンスの母親の営む賭博場を訪れた。

 インチョルの火災保険に加入したからだ。

その会話の中で、母親が、

この店に強盗が入り、火事にでもなったら、

保険が下りて、私はこの店をたたんで隠居する・・・

冗談の言葉のはずが、保険金が2億ウォンと聞き、

その提案は、真実味を帯びた。

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かねてから、ヒョンスと母親の疎遠状態を気にかけていたインチョルは、

ヒョンスの母親に保険が入り、店をたたむ事によって、

インチョルとヒョンスの関係が修復されると考えた。

 

他にも偽造の保険請求に加担してきたインチョルは、

ミンスを誘いだし、ヒョンスの母親の店へ強盗に入る事にした。

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・・・といっても、母親も承諾済みの強盗だ。

 自分たちが入り、監視カメラにその証拠を残し、

店に火を放てば、それで終わりだった。

 

 しかし、予想外にも、店に病弱な父親が現れ、

強盗(ミンス)に襲い掛かった。

驚いたミンスは、父親を突き飛ばした。

父親はその場に倒れ込み、意識もなく、赤い血が流れた。

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その光景に動揺したのは、インチョルとヨンスだけではない。

形だけの強盗が、夫を殺害したと勘違いした母親が、

インチョルの言い訳もきかず、人殺しだと慌てふためいた。

 パニックに陥り、逃げようとする母親を落ち着かせようとする過程で、

母親がハシゴから落下し、死んでしまう。

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途方にくれるミンスを横目に、インチョルは、店に火を放ち、

貴金属やら帳簿を持ち、その場を後にした。

 

母親は死に、父親は一命をとりとめたが、意識不明の重体だ。

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 母親の葬式で泣き崩れるミンス。

 

母親の店は、警察に賄賂を渡しており、その証拠となる帳簿も、

現場からなくなっていた。

 警察はそれを見つけられるのは困るので、この事件の犯人捜しは、

積極的に行わないだろうと、

母親にお金を貸していたリュ代表は、ヒョンスを呼び出して話す。

 犯人が捕まらないと、保険金もおりない。

保険金がないと、自分たちの貸したお金が戻ってこない・・・

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リュ代表は、ヒョンスに、親の犯人を見つけるんだと

焚きつける。

 警察もアテにならないと知ったヒョンスは、

自分で犯人を見つけようと決心し、インチョルとミンスに

協力を求めた。

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 インチョルが持ち帰った貴金属や帳簿は、

インチョルの家に出入りする女が持ち去り、売っていた。

何とか、帳簿だけは奪還したインチョル。

 女が貴金属を売った情報がリュ代表にも入った。

犯人捜しを協力する条件で、ヒョンスは、リュ代表に

店の権利書と保険金を渡すという念書を書く。

 

そして、ヒョンスは、事件2日前に母親の店に、

インチョルが訪れていた事を知る。

 

父親の意識が戻った。

何かを訴えかけようとするが、状態が急変。

父親の死に、涙するヒョンスと、安堵するインチョル。

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 奪還した帳簿を、帳簿の行方を追う刑事に渡し、

これ以上の捜査をしないという事になる。

 この事件は、このまま封印されると喜ぶインチョルだが・・・・

 

 ミンスは、親友の両親の命を奪った罪悪感の苦しみから抜け出せずにいた。

両親を失っても、自分の親の法事を気にかけるヒョンス。

自分に美味しいものを作ってくれるヒョンスの妻。

自分を「おじさんおじさん」と慕ってくれるヒョンスの娘。

 ついに耐えきれなくなったミンスは、自殺してしまう。

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 ミンスは、今回の強盗の犯人となり、容疑者自殺で幕を閉じた。

ミンスの死に号泣するインチョル。

 

ヒョンスから店の権利書と保険金をリュ代表に渡す事を聞いたインチョルは、

リュ代表の元へ出向き、

その念書を破棄し、白紙に戻すように伝えた。

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 インチョルの手元にある母親の店の帳簿には、

リュ代表が、充分に店の利益を得ているという証拠があった。

この利益で、借金は十分に返せている額だと迫る。

 

「事件の日に消えた帳簿があるという事は・・・」とリュ代表が詰め寄ると、

自分が母親を殺したのだと言い捨てるインチョル。

 半ばヤケになり、自分の腕を切りつけながら、

念書を返せと迫るインチョルに、リュ代表な、念書を手渡すのだった。

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インチョルは、ヒョンテの家を向かうが、

入れずにいた。

帰り道、ヒョンスの娘と出会い、抱擁する。

涙が止まらない。

 

そのまま、空港へと向かったインチョルを出迎えたのは、

ヒョンスだった。

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ヒョンスは「インチョルに17年間聞きたかった事がある・・・

中学最後の日、あの山で遭難して、お前は一人で

助けを呼ぶ為に下山した。俺はミンスと山を下りようとして救助された。

なぜ、俺がそうしたと?」

「さぁな、心細かったんだろう」

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「お前が行った後、ミンスの音楽プレーヤーが消えてた。

電池切れのプレーヤーがどうして必要なんだろう・・・

そう思ったら、お前が戻らないような気がした。」

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「2人を置いて、俺が戻らないわけが・・・」

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「自分でもよく分からないが、お前は戻って来ないと、

確信したんだ」

 

「置き去りにされたと思った俺が、何を考えたか分かるか?

俺もミンスを置いていこう。インチョルもそうしたから、

俺だって許される」

 

「そうだったのか。今まで20年近く」

「俺をそんな男だと」

「つらかっただろう」

「何か話したいことは?」

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「元気でな。ユリを大事に育てろ」

「気を付けて」

 ヒョンスは、ミンスからの手紙を、インチョルに渡して、
その場を去った。

 

ヒョンスと別れ、トイレで涙を拭うインチョルを、

男が刺す。

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倒れ込むインチョル。

 男は、刺した包丁をトイレの出口で、

リュ代表の側近に手渡して、逃げた。

 

 痛みをこらえながら、何とか、飛行場へと向かおうとするインチョルの視界に、

ヒョンテが見えた。

平静を装うインチョルは、ヒョンテが見えなくなると、

ロビーの座席に座り込んだ。

 

ヒョンテは飛行場へ向かうインチョルを眺め、空港を後にする

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 エスカレーターの下で、リュ代表の側近が、

自分を見つめているのが見えた。

 何かを察知するヒョンス。

 

 インチョルは、意識がもうろうとする中で、ミンスからの手紙を開く。

「俺がいなければ、2人は幸せになれる。

俺の分までヒョンテに尽くせよ」

 嗚咽するインチョルは、そのまま絶命した。

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すべてが終わったヒョンス。

インチョルの車には、血だらけの自分の書いた念書が残っていた。

そして、インチョルのマンションには、

ヒョンテ宛ての書類・3人の写真・通帳が置かれていた。

 

あの遭難した日に想いを馳せるヒョンス。

音楽プレーヤーは、あの雪山に落ちていたが、

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それに気付く者もいない。

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 一人で下山しようとする昔の自分を、見つめる。

何度も、ミンスを残した小屋を振り返りながら、歩をすすめる。

そして、意を決したように、ミンスの待つ小屋へと戻っていく。

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過去を反芻し、涙するヒョンテ。