【韓ドラ】恋慕 完走 ☆☆☆   その敗因を考える | ROUTE8787 サンサクキロク

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恋慕
2021年10月~ 全20話
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最近、仕事と子供の送迎に時間を取られて、なかなか、パソコンに向かえない・・・・
合間合間に観ている「恋慕」
結局、レビューをUPする間もなく、完走してしまった。
 結果を申しますと、世間では高評価のこの作品
 
見事に・・・・
 
ハマらなかった・・・(笑)
 
・・・という事で、あくまで私の意見ですが、
「恋慕」お気に入り!って方は、この先は読まない方がいいかも・・・・
すみません。

簡単あらすじ

 皇太子妃が双子を出産。双子は忌み嫌われる時代。

皇太子妃は、出産後すぐ、双子の片割れ(女の子)は息をひきとったと報告し、王宮外へと連れ出す事にした。

 王宮外の寺ですくすくと育つが、育ての親が死んでしまった事により、再び、宮女タミとして、

王宮に入ることになる。

 

 そこで、タミは、瓜二つの世孫であるイ・フィと出会う。

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イ・フィは時折、タミと入れ変わりを頼むようになる。

タミは、チョン・ジウンと出会う。

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 皇太子妃の父親に、その存在を気付かれたタミは、命を狙われ、

殺されてしまう。

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しかし、殺されたのは、入れ替わり中だった、世孫イ・フィだった。

 それに気付いた皇太子は、失意の中、タミにこれからは、

イ・フィとして生きるのだと伝え、その数年後死んでしまう。

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 その後、世子のなったイ・フィと、ジウンは、再会する。

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キャスト

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世子右矢印イ・フィ 実は女子。隠しながら生きている。ジウンと再会し、惹かれていくが、実らない運命と割り切り、結婚をすすめようとする。後ろ盾は、外祖父ハン・ギジェ(サンホン君・母方の祖父)だが、

この外祖父が、双子のイ・フィの殺害を指図した事を知っている。

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ジウン右矢印世子の師となって再会する(家庭教師みたいな) 世子が昔の初恋の相手タミだとは、

気付いていないが、イ・フィに恋をする。

 父親は、ハン・ギジェの側近でチョン・ソクチョ。ギジェの指令のもと、イ・フィの殺害や、タミを探そうとする宮女の殺害を行う。

 ジウンは、父親が宮女を殺害するところを見てしまい、それ以来、疎遠となる。

 

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ヒョン右矢印イ・フィの従兄。イ・フィが女子である事を知る人物で、長年、世子に想いを寄せる

 

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チョン・ソクチョ右矢印ジウンの父。ハン・ギジェの腹心。冷徹。

 ジウンの出世を望み、ジウンの弟分妹分の命と引き換えに、世子の師(家庭教師)となるように仕向けた。

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王様右矢印イ・フィとタミの父親。世子が入れ替わっていることを知らない。

 皇太子妃が死んでしまった後、後妻を迎え、その間に出来た子供チェヒョン大君を可愛がっている。

 

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ハン・ギジェ(サンホン君)右矢印世子の後ろ盾となり、思うがままにコントロールしようとする。

後妻との間の子供を可愛がる王様とは、対立関係である。

王様に内緒で兵を育てようとするなど、不穏な動きを見せる。

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太王大妃(テビ)右矢印世子の祖母、王様の母親。世継ぎにはイ・フィを推しており、早く結婚させたいと思っている。目的は、ハン・ギジェと同じだが、その横暴な振る舞いに嫌悪感を抱いている。

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王の後妻右矢印王様との子供・チェヒョン大君を、世子とし、いずれは世継ぎに・・・と野望を持っている。

イ・フィの継母だが、イ・フィを冷遇している。

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キム尚宮右矢印世子イ・フィの側近。世子の入れ替わり、イ・フィの死を知っている人物

 

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ホン・ボクトン内官右矢印世子イ・フィの側近。世子の入れ替わり、イ・フィの死を知っている人物

      友人でもある。

感想

まぁ・・面白かったんんだけど。

面白く、最後まで観れたんだけど。

とにかく、全く、ハマらなかった・・・

 物語が上滑りというか、浅いというか。

 (あくまでも)私的にどうしてハマらなかったのか。

その敗因を考えたいと思います。

 

①登場人物が似てる

 これは、私が人の顔を覚えるのが得意じゃないからかも知れないので、言いにくいのですが。

 そして、時代背景上、これをどうにかするのは、難しいのかも知れないけども。

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特に、左上おじーちゃん2人は、なんか、ふっくら体形にヒゲだし、

下の3人は、細身でヒゲで、静かなタイプだし・・・

まぁ、右上2人は、キャラが違っていたけど、黙っていると、よく分からなくなる。

 これ、私だけかな・・・。

なんか、もうちょっと、分かりやすい感じに出来ないもんでしょうかね。

 

②時間経過が曖昧

 キム・ガオンが背中を切られましたね・・・(8話で)

マウンテン(ゲームオブスローンズ参照)みたいな護衛が出てきて、ビビりましたが。

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(恐ろしや~のマウンテン)

重症を負ったはずのガオン君。

なのに、2日後あたりに、フィとジウンが山の中で敵に囲まれると、ガオン君が現れて!!

「あとは頼む!」とフィが、彼にまかせて!!

そこには、あの、マウンテンにような・・・ガオン君が一度は負けた護衛もいたというのに!!

えええええええ~!!そこ、ガオン君にまかせるとこ、ちゃうやろ??

 

とにかく、このドラマ、怪我の回復が早いのYO!

でも、早いワリに、フィの肩の傷は、異様に長いのよ。

 

あとね。

母親の死が突然(1話)だったり、

フィの結婚が突然だったりする。

 特に、フィの結婚は、王様が亡くなった後だけど、

そんな速さで、結婚する??喪に服す・・とか、ないんか?

 

③ジウンというキャラクターと、主人公2人にときめかない

 男前なんですけどね。

めっちゃ、ええ男なんですけどね。

けれど、ちょっと、秘めた恋をする役どころとしては、

それを納得するだけの演技が伴っているようには思えなかったんだなぁ。

 これは、キャラクタ-や脚本のせいでもあるけども。

ジウンの性格なのかも知れないけど、とにかく、単純なのよ!

演技が単純!

好きなら見つめる、悲しいなら暗い顔。

いや、ちゃうねん、そこ、もっと、葛藤とかあるやん??

迷いとか、あるやん??

 

このジオン君。フィに恋する自分を自覚するけどね、

相手が世子であるとか王様であるとか、

男だとか、結婚しているとか、

まーーーーーーったく、意に介さないのよ!

 

これ、ある意味、新しいというか、今時だとは思うわよ。

LGBTQがメジャーになってる今はね。

 でも、この時代、こんなに、自分の気持ちに素直になるって、

凄いよね・・・・

 

 そう考えると、「コーヒープリンス1号店」で、こちらが気分悪くなるほど、

悩み続けていたコンユさんや、

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「トキメキ☆成均館スキャンダル」のユチョンさんとかの

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反応のが、正解だったのかしら・・・。

 

この人、実は、なーーーーーーんも考えてないんじゃないの??と思っちゃうワケ。

天真爛漫、純粋・・・

何も考えてないおバカさん、

 だから、頭が良くて、武術の天才という設定と、違和感が生じてしまうんですよね。

正直、あまり役に立ってない気がするし。

なんなら、逆に、足手まといなんじゃ・・・・?

 わざわざ、逃避行の最中に、フィを残して、カンザシ買いに行って、

スキップで戻ってきてさ。

いや、あんた、緊張感持てよ!

 

忍び込んでも絶対に、目立ってるし、見つかってるし。

一体、何度、敵に囲まれてるん?

その度に、人様に助けられて・・・・

 

ああああ、こんなキャラクターどっかでおった。

。。。と思い出したのが、「ブラックリスト」のレスラーやったわ。

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(おバカなFBI捜査官レスラー)

でね。これ、完全に貰い事故だけどさ。

こんなジウンに惚れるタミもまた、浅はかに思えちゃうんだよね。

 

そんな簡単に、結婚するって言ってええのん??

床入りとか、後継ぎとか言われてんのにさ、

そんな結婚とか軽くしてええのん?

 で、嫁には悪いことしてる、私を恨んでいい・・とか言いながらさ、

ジウンと影でイチャイチャしてさ。

 それ、人として、どーなん???と。

そういう違和感が、この2人のラブラブにときめかない理由なのかな、

冷めた目で見てしまうのよね。

 

④ ドラマ全体に漂う甘さとぬるさ

 人がけっこう切られたりするワケですよ。

で、非情なシーンも多くあるんだけど、合間合間に入る、コメディタッチな場面の、

バランスが取れていないというか・・・。

 

 シリアスな状況なのに、その受け取りが、甘いというか。

先述したように、女子が王になり、結婚するっていう事を、重く受け止めていないというか。

 なんとかなるわ~精神なの??それ?

 

そう、コメディとか云々じゃなく、全体的に甘いのよ。

王宮で見つめ合うのが長すぎるとか、キスしたり、ハグしたり、

(妬んでるワケではない)

いや、もうちょっと、緊張感持てよ。

 

 

絶体絶命の場面で、妙な間があったりで、

いや、それ、もう殺されてる場面だよね・・・とか。

 怪我の回復が早かったりとか。

 

ジウンがなんやかんや言いながら、

パパっ子なのがね・・・・

 泣きながら、「アボジ・・・」とかって、ちょっと、失笑。

思い出せ!自分の父親がどんなヒドイことしたのか!

子供2人は殺してるんやで!

・・・世孫を殺しているという罪が、何気にスルーされてるのも、おかしいよね。

というか、それを知った時、本人的に何かないワケ??

だって王族を殺したんでしょ?

 もっと葛藤する場面があってもいいんじゃないの?

 

これは、脚本のせいかも知れないけど、扱う内容がシリアスなのに、

全体的にあまくて、緊張感がなくてね。

 それが、感情移入出来ない理由なのかも。

 

・・・・・そして、なんとなくですけど・・・・・

私の勘違いかも知れないけど、

ジウンの父親さん、最後あたりちょっと太ってません??

 なんか、それもまた、ゆるさを感じちゃうんですよね

(←自分のことは棚にあげて、人の体形にうるさい)

 

⑤深堀がない

ガオン君のこととかね。

大監の事とかね・・・・

ジウンの父親の事とかね。

 特にソクチョに関しては、もう少し背景を描いてくれないと、

彼が、サンホン君の腹心になった経緯がね。

 で、サンホン君を裏切るに至った過程がね。

 友達が死んだってのも、その友達設定も、突然入れてきた感じがあるし。

「それしか選択肢がなかったんだ!」という、

実は、ウチ、ボンビーーーーだったのよ的なことを

言ってるけど、

正直、ジウン君を見る限り、

ボンビー出身だとは、微塵にも思いません。

 

ジウン君は、生まれながらの、生粋の坊ちゃんです。

そして、その母上も、貧乏経験してますっていう雰囲気もなく、

これもやっぱり、ぶち込んできた感じがあるのよね。

 

 なんか、辻褄合わせのご都合主義なんだよね。

 

そういや、イキナリ、へその緒を管理する役とか出てくるのも、

違和感やったよね(笑)

 まぁ、これを伏線と呼ぶのかも知れないけども。

取ってつけた感がね。

 

まぁ、最大のご都合主義なのは、

毒薬飲んだのに、フィが生きてるってとこよね。

 

あれ、説明あったのかな??

解毒剤を持って、ジウンが走ってたのかな??

 

あとはね。

あのジウン君と弟・妹分の関係がね。

もうちょっと描いて貰わないと、この3人の絆が見えなくてね。

 

⑥好きになれないサブキャラたち

フィの妃も、なんというか、天真爛漫だろうけど、

この人、イマイチ、キャラクター定まってなかったよね。

初めと、妃になってからと、最後あたりと。

 特に天真爛漫の妃は、好きになれんやったけどね・・・・

 

そして、その友達で、ジウン君と結婚するかも・・となった人も、

何か、したたかで好きになれなかった。

 

というか、あまり存在感がなくて、

そういえば、この2人も顔が似てるのよね。

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ガオン君をもうちょっと、入れてきたら良かったんじゃない?

あの、ジウンくんと仲良しの妹分の子との・・・・。

この2人、可愛くて好きよ、私。

 

⑦テビ様の存在感

この人、すっごく存在感があったのに。

その存在感でもって、最後までいかなかったのが、残念だったなぁ。

イ・イルファさん大好きな女優さんです。

 最後、矢を放って終わりって、

「私を誰だと思ってる!」みたいな台詞って、ありきたりでね。

残念。

変に毒盛って終わりとかじゃなくて、事の発端である王命の責任をとって、

おばーちゃんが解決するって展開でも良かったのかな・・・と思ったけども。

 

 という事で、おもいつくまま書いたら、7個も出てきてしまった(笑)

まとめると、

星緊張感がない

星ロウン様の演技力不足

星キャラクターが似ている

 

 かな。

ロウン様、「輝く星のターミナル」でも観てましたが。

男前なんですよね~!!

 

あくまで、私の個人的意見ですので、あしからず。