【韓国映画】 #生きている ☆☆☆(ネタバレあり) | ROUTE8787 サンサクキロク

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2021年(24)
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いつものように眠りから覚めたオ・ジュヌ(ユ・アイン)は、謎のウイルス感染によって人間がゾンビと化した事実を知る。ゾンビ化したマンションの住人たちから隠れて、自分の部屋に立てこもるジュヌだったが、次第にネットやスマホ、水道などのライフラインが途絶え、外部の情報も得られないまま孤立してしまう。
ついに食料もなくなり・・・・・

 

久しぶりに、ゾンビ映画を観た。

主演は、ユ・アイン様と、パク・シネ様という、豪華共演!

 

ユ・アイン演じるジュヌは、ゲームに没頭して、外部で起こっている出来事に気付かない。

外の出来事に驚き、恐怖に怯える。

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何とか、連絡を取ろうと、電波を求めてみたり。

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偵察も、怠らない。

 

 けれど、食料も付き、やっと繋がった電波で、家族の消息を知ったジュヌは、

ショックで、自殺しようとするが、そこで、

違う部屋に住む女性の助けによって、思いとどまる。

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ユビンもまた、孤独に戦っていた。

 

2人は、食料を分け合ったり、トランシーバーで交流してね~。

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 ラーメン食べたりね。

 

で、2人して、この困難に立ち向かうわけです。

ゾンビ化した奥さんの餌にされそうになったり、

もの凄い沢山のゾンビに追われたり、

絶望したユビンに、銃で撃ってくれと頼まれたり・・・・

 

まるで、奇跡のような(←皮肉です)突破劇を繰り返して、最後は、ヘリによって救出される・・・という。


 ゾンビ映画も、「ウォーキング・デッド」を観ていると、ハードルってすごく高くなってる。

 けっこう色々な展開を観てきてしまっているし、ゾンビよりも、怖いのは人間だよ・・・って展開も「ウォーキング・デッド」でイヤほど見た。

 

 そんな中でも、前半は、なかなか面白かった。

新たなゾンビ映画になるね・・・と手ごたえを感じた。

 今の時代の新たなアイテムを使っての、生き残り。

 

そして、それを後押しするような、

ポップなノリや音楽。

 

そして、見事なアイン様の役作りも相まって、

期待は高まった。

 

高まった・・・・のに・・・・

 

後半、一気に方向性が逆行してしまう。

 

「えええええええ。そっち、いきます??」

 

後半は、昔のゾンビ映画よろしく、

不死身の主人公が、けがをする事もなく、

救出されるという展開となる。

 

あああ、惜しい。

ほんとに、惜しい。

 

前半、あれだけ繊細に描いたキャラクター。

計画性のないジュヌと、

計画性のあるユビンの対比。

 飲料水が少ない状況でありながらも、植物に水をあげてるユビン。

他人であるジュヌを助け、食料まで、分け与えるユビンのキャラクターの整合性を見事に描いていた。

 

その綿密さを、後半は、見事にぶっ壊す勢い。

あれほど、「生きる」ことに必死だったのに、

意外に簡単に、自分を殺せと頼むユビン。

 いやいや、それ、ただ、そーゆーシーンしたかっただけじゃないの?

ゾンビと格闘して、傷が出来たから、ゾンビになりたくないの。。。。ってなら、納得するけどさー。

 

 出来れば、そんな派手なシーンも求めないから

前半の雰囲気を維持したまま、2人で心を通わせ合いながら、助けを待つって展開でも良かったんじゃないかなって・・・・

 立ち向かうのではなく、身の安全のために、引き籠る・・・という展開も、

コロナ禍とリンクして良かったんじゃないかなぁ。

 

 ジュヌのゲーマーだという設定とか、

ジュヌの持つネット環境の充実さとかを生かした展開は、無理だったのかしら・・・・。

 

アイン様とシネ様の演技力でもってしたら、

派手さも、スケールの大きさも必要ないんだ!

 

 他にも、色々とキニナル所もありましたが・・

①ユビン、不死身過ぎる

②人間と同じ嗅覚・聴力なのに、めちゃくちゃ、耳いいやん

③え・・・・エレベーター動くんや??

④ゾンビ奥さんに、餌をやるっていうなら、あの数多くのゾンビは、淘汰されていくんだよね・・・・全く、そういう傾向ないけど。

 ・・・というか、そもそも、ゾンビの設定が曖昧

 

とはいえ、前半は面白かったし、

アイン様とシネ様の魅力は、十分堪能出来る。

 

前半の食料がなくなりってところは、

買い置きしとかなアカンと、心から思ったしね。

 てか、ジュヌの家、買い置き少なすぎるんじゃない?(笑)

 

 という事で、色々書いたけど、

退屈せず最後まで、観れました。

 

 

そして、アイン様とシネ様の魅力を、存分に味わって下さい。

 特に、アイン様。

あの笑顔で、遠くから手を振られた日にゃあ、

それだけで、ノックアウトだわよ、私。

 あの笑顔に釣られて、外に出て、すぐゾンビに食べられるタイプ。


 画像を探していたら、

アイン様の画像が・・・・

 

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 見て、この色気・・・・ラブ

そうです。アイン様は、短髪よりも、長めの髪型が、色気溢れて大好きです!!

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 そして、久しぶりに、「シカゴタイプライター」のアイン様も・・・・・

その、色気よ。