実写版「シンデレラ」がもの凄く良かったので、
何故か、DVDレンタルされているのを見かけて、
つい、借りてしまった。
バラを盗んだ代償に命をささげるよう言われた父親の代わりに、若く美しい娘ベル(レア・セドゥ)が野獣(ヴァンサン・カッセル)の住む城に連れていかれてしまう。彼女は命さえ投げ出す覚悟で城に出向いたものの、毎晩同じ時間に野獣と夕食を取る以外何の制約も受けなかった。自由に城内を移動する彼女は、恐ろしい外見の野獣の意外な過去に気付く。
びっくりする位、面白くなくって、のけぞった(笑)
出てくる人物すべてが、善人には思えないし、
頼みの綱であるベルさえもが、偉そうな物の言い方で、気に入らない。
兄弟姉妹も悲惨。
父親に至っては、最悪な上、
「ベルベル」って、なんか、気持ち悪いし。
父親に、下心が見えちゃうんですが。
王子も王子で、完全にミスキャストだし、
爽やかさの欠片もない。
映像は、美しいのか何なのか分からない。
だって、暗いし。
もう、何が何だか。
物語も、あっちいったりこっちいったりで、
意味不明。
森の精って・・・。
全裸で、矢を射られて・・・って突然過ぎて、びびるわ。
ディズニーの「美女と野獣」と比較するから、
駄目なのかしらね。
フランス人が作ったフランス版「美女と野獣」ということを鑑みても、
あの、藁人形はおかしいって話。
フランス人のセンスが、わからんくなる。
もともと、フランス映画が得意じゃないからかな。
とにもかくにも、
この映画の真意がどこにあったのか。
ベルは野獣のどこに惹かれたのか。
どこをどうしても、
1000歩くらい譲っても、
理解出来ない作品がある。
私にとって、まさに、この作品はそれなのかも知れない。
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