以前、2年の長期入院中のことを綴らせていただきましたが…
その中で 今でも仲良しな
私の倍以上 生きている、歳の離れたお友だちのお話をしたいと思います
彼女は 頚椎損傷といって、首から下が動かない。
「死にたかった…」
怪我をしてから、何度もそう思ったそうです。
でも首から下が動かないから
自分で死ぬこともできない。
舌を強く噛んでみたり 色々方法は考えるも、死ねなかった、と。
私とはリハビリの時間に、顔を合わせることがあり
少しずつお話しするようになって…
その中で、同じ病棟ということがわかって
それから何度も彼女のお部屋に遊びに行きました。
少しでも、彼女を元気づけたくて
私がその頃 カメラにハマっていたこともあり
外で撮ってきた写真を
彼女の病室の壁にペタペタ貼りました
お部屋が明るくなった〜と、喜んでくれて
すごく嬉しかった
彼女の旦那さんにも
萌ちゃんと出会ってから、妻は明るくなったと
歳は離れていても、
私としては同い年のような感覚なのですが
お話しててほんとに楽しかったのです。
色々な話をしたけど…1番印象に残っているのは
「私たち、生きててよかったよね」って
お互い、障害を負ってしまったけど…
生きてなければ 私たち出会ってなかったよね?
そう言うと
彼女は「そうね」とニコッとしてくれました。
退院してから
コロナのこともあって…
なかなか会えないでいますが、今でも連絡は取り合っていて
彼女は家族や友達、沢山の人に支えられて
毎日 笑顔で過ごしているそう。
私の出産についても応援してくれて、
赤ちゃんの誕生を楽しみにしてくれています
私も、笑顔の彼女に会える日が楽しみです